中小企業にとって広告を出すことは簡単ではありません。しかし、何らかの広告活動はしておかないとお客様を獲得するのは難しくなります。
そこで「ホームページを開設してみてはどうか」という話が出てくるのですが、これはこれでどれくらい効果があるのか良くわからないため、先送りになってしまっている企業もあることでしょう。
今回は、中小企業にホームページは効果があるのかどうか。そして成果を出したいなら知っておきたい5つのポイントについて、ノースメディアのクライアント様や自身のホームページの効果を振り返りながらお伝えさせていただきます。
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目次
1: 中小企業がホームページで得たい成果とは
(1)新規顧客の獲得
(2)アクセス数アップで知名度アップ
(3)より良い人を集めて収益アップ
2: ホームページが無いと困ること
(1)企業イメージの印象
(2)競合他社との戦い
(3)消費者行動に合わせた窓口
3: 成果を出すための5つのポイント
(1)長期的なマーケティング
(2)コンテンツで顧客を獲得
(3)コンテンツでブランディング
(4)組み合わせることで広告効果をアップ
(5)商圏拡大で売上アップ
4: まとめ
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1: 中小企業がホームページで得たい成果とは
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中小企業がホームページで得たい成果とは、どのようなことが多いのか見ていきます。
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(1)新規顧客の獲得
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ノースメディアのクライアント様のほとんどが「得たい」とおっしゃるのが「新規顧客の獲得」です。
10年、15年前のようにホームページが「目を引く名刺代わり」という位置づけを理由にされているところはゼロに近いといっても良いでしょう。
世の中もデジタル化へ進んでいますし、消費者の大半がスマートフォンを使って生活している現状を考えると、インターネット上に開設するホームページから新規顧客を獲得したいというのは理に叶った話です。
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(2)アクセス数アップで知名度アップ
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新規顧客獲得の次に多い理由は、自社のことをもっと知ってもらいたいという理由です。
これは新聞広告や折り込みチラシの効果が減少していることと関連していると思います。先ほども申し上げましたが、消費者がスマートフォンを使うようになり、商品やサービス、企業を知る方法が大きく変化しました。
リアル店舗で買い物しようと思っても、最初はインターネットで検索して店舗の情報を見てから行動します。
ビジネスの基本「知名度アップ」の方法が、インターネットを使った環境へ変化したため、こうした理由が出てきていると言えます。
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(3)より良い人を集めて収益アップ
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ホームページから得たい成果の中には、「より良い人=価値観の近いお客様」をピンポイントで集めて収益アップしたいという理由もあります。
というのも、ホームページを開設するときには、「どのような人=ターゲット」を設定して作りますから、自社の価値観と近い人を設定できれば、クレームや返品の少ない利益率の高いビジネスを展開することができます。
ちなみにノースメディアでは、この部分を大変重要視してホームページを開設していることから、ご相談頂くお客様の価値観が近いため、クレームやキャンセルになる確率がかなり少ないです。
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2: ホームページが無いと困ること
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中小企業がホームページを持っていないと困ることがあります。
ただし、京都の老舗に多い「100年以上続いている」ところは、ホームページが無くても問題にならないケースが多いです。そもそも市場で知名度がありますし、卓越された技によって簡単にはマネできないからだと思います。
ここでは、一般的な中小企業がホームページを持っていないと困ることをお話します。
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(1)企業イメージの印象
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すでに市場で知名度があれば別ですが、そんなに知られていない場合、消費者が偶然興味を持って検索したとき、あなたの会社や商品やサービスを説明したホームページが見当たらないと、これだけで信頼感が減少します。
飲食店の場合であれば、消費者はお店へ足を運ぶ前にインターネットで検索して、
●どんなお店の雰囲気か
●いくらくらいか
●どんなメニューがあるのか
●営業時間と休業日はいつか
こういったことを調べてから行こうとします。もし、この段階でお店の情報が見つけられなかったり、誰が書いたかわからない「口コミサイト」の情報しかなかったりすると、別のお店を選んでしまうことになります。
飲食店ではなく、外壁塗装や屋根塗装、注文建築の事業をされている場合であれば、飲食店よりも高額な買い物になりますので、消費者は飲食店以上に前もって細かく調べてきます。
しかし、消費者が調べている段階、調べようとしている段階で、あなたの事業を説明するホームページが無かったとすると、残念ですがここで消費者との関係は終わってしまいます。すなわち「問い合わせがない」「相談がない」ということになり、いくら待っていてもお客様がやって来ない状態になります。
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(2)競合他社との戦い
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もし、あなたの競合他社がホームページを持っていて、あなたは持っていないとすると、消費者がインターネットを使って調べた時、どちらが有利になるか想像してみてください。
先ほどお話ししましたのと同じように、「無い」ことで検討するテーブルに乗せてもらうこともできません。
技術や価格、サポートなどを充実していても、競合と戦う前に負けてしまうのです。
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(3)消費者行動に合わせた窓口
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消費者行動はインターネットの発展とスマートフォンの登場で激変しました。
多くの人がスマートフォンで検索し、そこから問い合わせや相談をしてくるようになっています。
もしホームページが無いと、こうした行動へ変化した消費者との関係を築くことができなくなります。
だって、あなたと接触する方法がないのですから、関係が前進することはありません。関係が前進する以前に、接点を作れないのですから何も生まれません。
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3: 成果を出すための5つのポイント
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中小企業がホームページを持つ意味をお話しました。
続いて、きちんとお伝えしておきたいのが、ホームページで成果を生み出したいのなら、次にお話する5つのポイントを行動に移す必要があるということです。
もし、行動に移さないままホームページを持っているだけなら、あなたが考えているような成果は出ませんので「中小企業にホームページは効果がない」と言えます。
反対に行動へ移されるのなら、ホームページは効果のあるツールになり得ます。
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(1)長期的なマーケティング
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ホームページは作ってからがスタートです。ここから成長させていかないと成果を感じることはできません。
短期的な売上や集客を目指すためではなく、中長期的なマーケティングと一緒にホームページを成長させることで効果が出てきます。
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(2)コンテンツで顧客を獲得
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ホームページから成果を出すためには、消費者(訪問者)に役立つ情報「コンテンツ」を継続的に作り公開することが大切です。
コンテンツが良いと新規顧客の獲得率もアップしますし、安定した集客を実現することができます。
この部分の話ですが、ノースメディアの場合は実際に自分で行動した結果をお話しています。机上だけの話ではなく、実際にコンテンツを作成し公開し続けています。その結果、毎月安定した問い合わせが生まれご契約いただけるようになっています。
また、ノースメディアのクライアント様で注文住宅の設計販売をメインにされている方は、コロナになる前からコロナ禍の中でも毎月1棟の契約を継続獲得されています。
コンテンツ次第で顧客獲得ができるのですから、あなたもぜひ実践してください。
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(3)コンテンツでブランディング
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コンテンツを公開し続けると、専門家としてのポジションが完成します。すると、ブランディングにも役立ちます。
特に地域ビジネスの場合ですと、対象地域で「専門家」として見られれば、それだけで高いブランド力を手に入れたことになります。
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(4)組み合わせることで広告効果をアップ
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ホームページで成果を出すためには、インターネット以外の媒体とも組み合わせて使いましょう。
●チラシ
●広告
●商品タグ
●商品の包装
こういったところから、ホームページへ誘導することで、新規顧客の流入を増やすこともできます。
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(5)商圏拡大で売上アップ
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提供する内容によりますが、ホームページがあると商圏が広がります。
ノースメディアのケースですと、最初は札幌を中心に北海道一円が商圏でした。しかし、ホームページが成長することで、東京や関西、近畿の方から問い合わせを頂くようになり、意識していないまま商圏がひとりでに拡大しています。
必ず商圏拡大があなたのビジネスに有効だとは言えませんが、少し商圏を拡大したいという思いがあるのなら、ホームページは大変便利なツールになってくれますし、あなたのビジネス展開を助けてくれます。
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4: まとめ
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中小企業がホームページを持つと効果があるのか。こうした質問はこれまでから頂くことがありました。
ノースメディアの経験から申し上げますと、
●ホームページは作って終わりという企業様では「効果が無い」と言えます
●ホームページを作って成長させるという企業様では「効果がある」と言えます
あなたはどちらでしょうか?どちらが正解という答えはありません。ホームページが無くても上手く行っている企業もあります。
ホームページが効果を出すのではなく、ホームページをどのように使うのか、どのように成長させるのかによって効果の「ある・なし」が変わります。
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