ホームページの集客対策では、闇雲に人を集めれば良いのかというとそうではありません。あなたのビジネスに適した人を集めないと、いくらがんばっても利益を出すことができません。
そこで、単に人をホームページへ集める「集客」ではなく、意味のある集客対策にする効果的な方法をお伝えしていきます。
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目次
1: ホームページの集客対策が上手くいかない理由
1.1: ターゲットが決まっていない
1.2: 集客対策の基本が整っていない
1.3: 計測していない
1.4: ゴール設定が曖昧
1.5: 効果がわかっていない
2: ホームページの集客対策で効果的な方法
2.1: 広告費を使わずに集客する方法
2.2: 広告費を使って集客する方法
2.3: SEO対策で間違えやすいこと
3: ホームページの集客方法は期間で検討しよう
3.1: 短期で集客したいケース
3.2: 中長期的な集客を考えたケース
3.3: 一瞬で爆発的に増やしたいケース
4: まとめ
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1: ホームページの集客対策が上手くいかない理由
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おそらく、このページをご覧になっているということは、これまでにもホームページの集客対策を一度は行われた経験があるのだと思います。
しかし、残念なことに思っていたような成果が感じられないため、他に良い方法がないかと感じて検索された結果、今ノースメディアのページをご覧になっているのではないでしょうか。
そこであなたにお伝えしたいことは、ホームページの集客対策を行っても上手くいかないケースには、それなりの理由があるということです。
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1.1: ターゲットが決まっていない
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いくら時間とお金を使ってもホームページへの集客が思っているような状態にならない。
そんなときの理由で最も多いのが「ターゲットが決まっていない」ことです。
ここで言う「ターゲット」とは、あなたのホームページへ訪問してほしい理想の顧客です。
ホームページでの集客は「ターゲットが検索すること」から始まります。ということは、検索する人がどういった背景を持った人なのか想定できないと、検索者へ興味を持たせるような
●キャッチコピー
●情報の内容
●提案の方法
を見つけることができません。
例えば、ノースメディアの場合ですと「ホームページで集客したい」と本気で考えている人がターゲットです。
もしターゲットを「単にホームページが欲しい人」にすると、ノースメディアにとっては間違った人を集めてしまうことになります。
このようなちょっとした違いを明確にし、ターゲット設定する必要があります。
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1.2: 集客対策の基本が整っていない
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ホームページを持っている=勝手に集客できる=ウハウハ
こんなことは起こりません。しかし、このような公式を信じている人もいます。
本当のところはどうなのかというと、
ホームページを持っている=集客対策されている=育てられる=集客できる
このようになります。
そもそも論になりますが、ホームページに集客対策の基本機能が備わっていないと、何をしても効果を感じることはできません。
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1.3: 計測していない
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ホームページを公開してから、小まめに状況を計測しているでしょうか。
もし計測せずに放ったらかしなら集客対策が間違った方向へ進んでいる可能性があります。
ホームページは作って終わりではありません。作ってから状況を計測し、より上手くいく方法を予測し改善を続ける必要があります。
まずは計測できているかどうか確かめましょう。
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1.4: ゴール設定が曖昧
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「ホームページで集客できている」と判断するときのゴール設定は決まっているでしょうか?
単にアクセスが増えているから集客できていると判断していないでしょうか?アクセス数だけで判断すると、スパムなどによるアクセスが増えているだけなのに喜んでしまっている可能性もあります。
本来、集客とは「何か決まったゴール」を満たした時に「できている」と判断するべきです。
例えば、次のようなゴールですと大変わかりやすいです。
●お問い合わせがあった
●無料相談があった
●資料請求があった
アクセス全体の数も大切ではありますが、ビジネスでホームページからの集客対策を考えているのなら、利益につながるゴールで判断することを忘れてはいけません。
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1.5: 効果がわかっていない
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そもそも、計測もやっていないし、放置したまま。問い合わせが週に何件あるのかも、一部の担当者しか知らない。最悪なのは問い合わせがあっても放置したまま、誰も興味を示していないケース。
ホームページからの効果がわかっていないし、確かめるのも興味が無いというのなら、今すぐホームページを捨てましょう。
無駄な時間を使う必要はありません。捨てることがベストな選択です。
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2: ホームページの集客対策で効果的な方法
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ホームページの集客対策で効果的な方法を解説します。
大きく分けると集客対策には広告費が無料の方法と有料の方法があります。
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2.1: 広告費を使わずに集客する方法
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まずは無料の方法から見ていきます。
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(1)SEO対策
GoogleやYahoo!、最近ではBingの検索結果からホームページを選んでもらい集客する方法です。
SEO対策は有料広告ではありませんので、広告費としては無料です。しかし、無料である分、SEO対策を施したコンテンツの制作という労力が必要になります。
多くの中小企業がSEO対策によって集客しようと考えられますが、コンテンツ制作ができないと集客することは大変難しくなります。
確かにSEO対策は上手くいくと広告費用の必要がなくなりながら、安定して継続的に集客することはできます。ノースメディアもSEO対策で90%以上の集客を行っています。
しかし、安定させるまでかなりの労力を使ったことは間違いありません。
よくインターネットで言われているように、「SEO対策を少しすれば急に集客できる」というのは希な会社です。
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(2)SNS活動
SNSを使うことが好きなら、どんどんと集客活動に使っていきましょう。
●Youtube
こうしたソーシャルネットワークで情報を発信すると、運が良ければ一瞬でバズって集客状況をガラッと変化させることも可能です。
ただし、SNSでの活動には次のデメリットもあることを理解しておきましょう。
●炎上することもある
●他の炎上が飛び火することもある
●いつバズるのは全くわからない
●小まめに発信しつづける必要がある
●過去の発信は見られない
●過去の発信は見つけられづらいが、おかしな発信は掘り起こされて炎上の原因になる
ビジネスで使う場合は、リスクを知った上で神経を研ぎ澄まして活動しましょう。
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(3)プレスリリース
プレスリリースには無料もあります。
インターネットでの無料プレスリリースもありますし、新聞の地域面掲載を狙う方法もあります。
新聞への掲載は信用度もアップしますので、すぐに選ばれないかもしれませんが小まめに提案しつづけましょう。
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(4)外部リンク
権威のある外部のサイトからリンクをもらいましょう。SEO対策にも効果的な材料になりますので、お願いできるところがないか考えてみてください。
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(5)URLの記載
商品タグや折り込みチラシ、フリーペーパーなどにホームページへ誘導するためのURLを記載しておきましょう。
今ならアルファベットでURLを記載しなくても、QRコードで表現できます。
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2.2: 広告費を使って集客する方法
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広告費を使った集客方法を見ておきましょう。
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(1)純広告
月額費用を払って他社が運営しているサイトへ広告を出稿する方法です。
もっともわかりやすい広告です。
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(2)リスティング広告
検索されたキーワードに一致した広告を表示する方法です。
基本的には表示されるだけでは広告費用は課金されず、クリックされたときだけ課金されます。
ターゲットを絞ることで効果的なキーワードが使えますから、少ない費用で理想的な集客を実現できます。
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(3)ディスプレイ広告
Yahoo!のサイトの右サイドにドーンと表示されている広告です。
かなりのインパクトがあります。そのため広告費用も高額です。中小企業や個人事業主が使う方法ではありません。
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(4)SNS広告
FacebookをはじめとしたSNSで広告を出稿する方法です。
SNSの場合、広告を表示するターゲットを細かく絞れるため、広告費用を抑えながら効果的な集客を実現しやすくなります。
SNS広告で注意しておきたいのは、SNSによって対象の年齢や性別が分かれていることです。
いくら広告費が安くても、自分たちのターゲットが使っていないSNSへ広告出稿するのは意味がありません。
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(5)アフィリエイト
成果に対して費用を払う方法です。インターネットでは一般的な広告ですが、最近は消費者からトラブルの報告が増え、国も対策をしようとしています。
扱う商品や商材にもよりますが、アフィリエイトでは自分たちの扱っているものが、どのように紹介されているのかを全て知ることはできません。
そのため、質の良くないアフィリエイターに紹介されると信頼を落としてしまうことも考えられます。
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(6)プレスリリース
プレスリリースには有料のものもあります。
有名なのは「PR Times」です。発信量の多いところを使うと、高い集客効果が期待できます。
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2.3: SEO対策で間違えやすいこと
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無料で出来る「SEO対策」と紹介されることが多いですが、間違えてほしくないことがあります。
それは、SEO対策は「広告費が無料」というだけで、お金が全く必要でないということではありません。
SEO対策にはキーワードの選定やコンテンツ制作の作業が必要です。もし、あなたやあなたの会社のスタッフがどちらの作業もこなしたとすると、労働していますので対価を払う必要が出てきます(給与や残業代として払うのは一般的です)。
もし、自社では作業できないという場合は、外部へ依頼することになります。そうすると外注費用が発生します。
SEO対策=完全無料の方法
ではありません。広告出稿費用が必要ないというだけで、何らかの作業に対する費用は必要です。
忘れないようにしておきましょう。
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3: ホームページの集客方法は期間で検討しよう
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ホームページの集客対策は、どれくらいの期間で成果を出したいのか明確にした上で、どの方法を選ぶのかを検討しましょう。
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3.1: 短期で集客したいケース
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1ヶ月、2ヶ月で集客効果を感じたいという場合、おすすめなのは有料の広告です。
特に
●リスティング広告
●SNS広告
この2つが費用的にも無理せずにスタートできる方法です。
間違っても「SEO対策」を選んではいけません。
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3.2: 中長期的な集客を考えたケース
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中長期的な集客を考えている場合は、SEO対策を選びましょう。
というのも、SEO対策は半年、1年と継続した結果、やっと効果が感じられる方法だからです。
一般的には、お役立ちコンテンツは100記事以上、事例などは160記事以上公開しないと、Googleが専門性の高いサイトだと認識してくれないため、検索結果の上位へ安定して表示されるのが難しくなります。
「今、上手くいっている。だから、将来に向けて対策しておこう。」
こういうマーケティング意識の強い経営をされている方におすすめです。
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3.3: 一瞬で爆発的に増やしたいケース
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SNSを使って投稿しましょう。
バズると一瞬で爆発的にアクセスが増えます。
ただし、先ほども触れましたが「いつバズるのか」は予測できません。
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4: まとめ
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ホームページの集客対策に効果的な方法をお話しました。
あなたに考えてもらいたいことは、どのくらいの期間で成果を感じたいのかです。
短期的なのか中長期的なのか。期間によって対策方法は変わります。ここを間違えると、全く集客できないことにもなります。
例えば、
●来月までに何とかしないといけない
●もうすぐ資金がなくなる
●待っている時間はない
ということなら迷うことなく有料広告です。資金がなくなりそうでも有料広告しかありません。だって広告費無料のSEO対策を始めても、効果が出るまで待っている時間はないのですから。
逆に、来年の今頃には新しい流入を作りたい。このように先を見て考えておられるのならSEO対策を始めましょう。
ホームページの集客対策はSEO対策が一番良いとか、有料広告が一番良いとかではありません。あなたが効果を感じたい期間によって選び進めていくことが大切です。
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