・自分のこんな性格が嫌だ…
・性格は変えられないからなぁ…
・もっと明るい性格になりたい…
上記のような悩み・疑問を抱えていないでしょうか?
実際、現代では「性格は変えることができないものなので、自分の性格にあった仕事に就きましょう!」みたいな風潮もあったりします。
それを証拠に、『ビックアフィブ』『ストレングスファインダー』『動物占い』など、その人の本質を探るツールが世の中にはたくさん存在します。
つまり、われわれは、生得的な「性格」というものに翻弄されながら生きていかなくてはならないという風潮があるわけです。
しかし、本当に性格は変えることはできないものなのでしょうか?
結論からいうと、そんなことはありません。
なぜなら、実際に、自分の理想の性格を手にして、理想の生活を送っている人たちがいるからです。
ヤスイの周りでも
「昔は××な性格だったが、今は〇〇な性格になれた!」なんていう人もたくさんいます。
たとえば、高校デビューして良くも悪くも性格が変わったなんて子はたくさんいますし。
このように、
性格は生得的に決まっているものではなく、
再選択することができるものということが言えるのではないでようか?
われわれは、生まれついての性格に翻弄される奴隷ではなく、性格を自由自在に選択し、それを使いこなす主人なのです。
というわけで、これ以降では、
今回のテーマ
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1.性格の正体とは
2.性格は変えられるのか
3.性格を変えるための方法
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆というテーマでお伝えしていこうと思います。
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ライフスタイルとは:アドラー心理学
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ライフスタイル
「性格」「世界観」「生き方」のこと
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「ライフスタイル」の提唱者
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「ラフスタイル」は、オーストリアの精神科医、心理学者であるアルフレッド ・アドラーにより提唱されました。
これは、アドラー が創設したアドラー心理学の中のひとつの考え方になります。
もしも、アドラー心理学の考え方について理解を深めたい方は、下記の記事をチェックしてもらえればと思います。
<関連記事>>>アドラー心理学 幸福になるための5つの基礎理論【勇気付け】 -------------------------------------------------------
「ライフスタイル」の意味
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アドラー心理学では、「性格」のことを「ライフスタイル」と表現しています。なぜなら、性格は自ら選択し、変えることができるものだからです。
私たちは「ライフスタイル」をどのような意味合いで使うことがあるでしょうか?きっと、「生活の仕方、生活様式」などの意味で使いますよね。
では、なぜアドラーがあえて「性格」のことを「ライフスタイル」と表現したのか?それは「性格」は「生活様式」のように、いつでも選択し変容可能だからということです。
たとえば、生活の仕方って変えようと思ったら、すぐに変えることができますよね?
つまり、アドラー は「性格」の変容可能性というところに着目して、あえて「ライフスタイル」と名付けたのです。************************************************
ライフスタイルと目的論
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ではもう少し、ライフスタイルについて詳しくみていきましょう。
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ライフスタイルを目的に沿って選択する
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アドラーは「ライフスタイル」を選択可能だとしていますが、
ではわれわれは何を基準に「ライフスタイル」を選択しているのでしょうか?
結論からいうと、目的によって選択しています。
つまり、ある目的に見合ったライフスタイルを選択しているのです。
このような思考のことを
『目的論』といいます。
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目的論
人は現在の目的に沿って思考・行動しているという考え方
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<関連記事>>>【目的論】【アドラー心理学】人生を大逆転させる思考法 ◆暗い性格の子供
彼らは、生まれつき「暗い性格」というわけではありません。どこかのタイミングで「暗い性格」というライフスタイルを意図的に選択したのです。
ではなぜわざわざ「暗い性格」を選択したのでしょうか?多くの場合、
「他者との関わりの中で傷つかないようにするため」ですね。
あえて「暗い性格」を選択することで、他者と積極的に関わらずに済むので、人間関係の中で傷つくことが極端に減るわけです。
▽分かりやすく説明するとこんな感じ人と関わらない(目的)→暗い性格を選択する************************************************
ライフスタイルを構成する3要素
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われわれは、ライフスタイルを意図的に選択するわけですが、それにはある3つの要素が関係していると言われています。
それがこちら。
・自己概念
・世界像
・自己理想
これら3つの要素がお互いに影響し合いながら、ライフスタイルが選択されるのです。それぞれを詳しくみていきましょう。
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自己概念
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自己概念とは、自分への意味づけのことです。たとえば、
・自分のことを醜いと感じる
・自分のことを美人だと感じる
・自分は他者から好意を持たれていないと感じる
などなどですね。
このように、自己概念によって、選択するライフスタイルが変わってきます。たとえば、
「自分は醜い…」という自己概念であれば
「暗くなる」というライフスタイルを選択し、他者と関わらないようにしようとします。
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世界像
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世界像とは、世の中への意味づけのことです。たとえば、
・世の中は、野蛮なところだ…
・世の中は、平和なところだ!
・人生とは、生まれながらにして決まっているのだ…
などなどですね。
このように、世界像によって、選択するライフスタイルが変わってきます。たとえば、「世の中は平和なところだ!」という世界像を持っている人は、世の中の人たちのポジティブなところばかりを見るライフスタイルを選択するでしょう。
一方、
「世界は野蛮なところだ…」という世界像を持っている人は、世の中の人たちのネガティブなところばかりを見るライフスタイルを選択するでしょう。
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自己理想
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自己理想とは、自分はどうあるべきか?というイメージのことです。たとえば、
・私は優秀であるべきだ!
・私は正義を守るべきだ!
・私は人気者であるべきだ!
などなどですね。
このように、自己理想によって、選択するライフスタイルが変わってきます。たとえば、
「私は人気者であるべきだ!」という自己理想の方は、他者から「嫌われたくない!」というようなライフスタイルを選択するようになるでしょう。
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ライフスタイルと承認欲求:アドラー心理学
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ではさらに、ライフスタイルについて詳しくみていきましょう。
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なぜ認められたいと思うのか
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われわれは、「承認欲求」という生得的欲求を持っています。////////////////////////////////////////////////////
承認欲求
「嫌われたくない!認められたい!」という欲求
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<関連記事>>>【承認欲求】なぜアドラー心理学は承認欲求を否定するのか ◆承認欲求=生存戦略
承認欲求は、今も昔も非常に大切な欲求と言えます。(われわれが赤ちゃんの頃は…)
なぜなら、もしもわれわれが承認欲求を持っていなかったら、今頃人類は滅亡しているからです。
たとえば、われわれがまだ赤ちゃんの時は、他者の助けがないと何もできませんでした。
・食事をとることも
・上手く排泄することも
・思った場所へ移動することも
何もかもが他者の助け無しでは達成することができませんでした。
しかし、承認欲求によってそれらのことを間接的に可能にしました。たとえば、大声で泣き叫ぶことで「お母さん助けて!」という合図を送り
・お母さんから母乳をもらう
・排泄をしたらオムツを変えてもらう
・興味を持った対象のところへ連れて行ってもらう
などのことができるようになったのです。
このように、承認欲求は、われわれが子供時代に必要だった最強の欲求と言えるでしょう。-------------------------------------------------------
未だにそのライフスタイルを…
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つまり、われわれは生得的に
「他者から嫌われたくない!他者から認められたい!」というライフスタイルを持っているわけです。
そして、このライフスタイルを大人になっても使い続けるようになります。
きっと、ここまでの内容を聞いていると
「それの何が問題があるの?」と思うでしょう。
しかし、大人になったら、この子供時代のライフスタイルからは脱却しなければなりません。
なぜなら、このライフスタイルを持ち続けていると、自由を手放す、不幸な人生を歩み続けることになってしまうからです。◆サッカーと勉強
たとえば、あなたは将来サッカー選手になりたいと思っていたとする。
しかし、お母さんは「サッカーなんていいから勉強しなさい!将来はいい大学に入って、優良企業に就職よ!」とあなたに伝えます。
この時に、「お母さんから嫌われたくない!」という承認欲求を持っていたとしたら、多くの場合どうなると思いますか?
そうです。サッカーは諦めて、勉強をとります。お母さんから「嫌われないため!認められるため!」に必死で勉強をするでしょう。
では質問です。
あなたは自由な人生を送ることができているでしょうか?答えは「NO」です。なぜなら、他者(母親)に自分の人生をコントロールされる人生を送っているから。
たとえるなら、他者から後ろのネジを巻かれないと動けない
「ゼンマイ式の人形」と同じ人生を送っているわけです。
このように、承認欲求に縛られ続ける人生には、自分の人生はどこにもなく、他者の人生を生き続けることにつながるのです。-------------------------------------------------------
本当の自由とは
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これがアドラー心理学の結論です。
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自由とは、他者から嫌われることである////////////////////////////////////////////////////
もしも、あなたが自由な人生を送りたいのであれば、他者から嫌われる勇気を持つ他ありません。
これは何を意味するのかというと、「自由」と「好かれること」はトレードオフの関係だと言えるでしょう。自由を選択したいのであれば、好かれることは諦めましょう。好かれたいのであれば、自由になることは諦めましょう。
あなたはどちらの人生を選択しますか?************************************************
ライフスタイルを再選択する:アドラー心理学
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ではここからは、
性格を変える方法について解説していきます。
ライフスタイルを再選択するには、下記のステップが必要になります。
1.現ライフスタイルを選択している目的を知る
↓
2.「勇気づけ」をする
↓
3.ライフスタイルを再選択する
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手順1.現ライフスタイルを選択している目的を知る
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たとえば、あなたが「暗い性格」から「社交的な明るい性格」を選択したいのであれば、
まずは、「暗い性格」を選択している目的を知りましょう。
この場合、
「人との関わりで傷つかない!」という目的がほとんどです。
では、その目的を持つようになったきっかけとはなんなのでしょうか?たとえば、
・小学生の時に、クラス全員の前で音読をして恥をかいた…
・好きだった女の子にふられて人間不信になった…
・小学生の時に、虐められた経験がトラウマになっている…
などなど。
きっと多くの場合、きっかけは1つでしょう。
このように、われわれは、下記のようなステップでライフスタイルを選択しています。
・何かしらのきっかけに遭遇する(いじめ)
↓
・目的を持つ(人と関わらない!)
↓
・目的に見合ったライフスタイルを選択する(暗い性格)
このように、まずは「なぜ自分がそのライフスタイルを選択するようになったのか?」を分析していきましょう。-------------------------------------------------------
手順2.「勇気づけ」をする
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「勇気づけ」とは、勇気を与えることです。「手順1」で今のライフスタイルを選択している理由に気づけたとしても、それを変えるだけの勇気がなければ実際に再選択することはできません。
ではどうすれば「勇気づけ」することができるのでしょうか?それは、下記の2つの方法があります。
1.感謝される
2.ツールを使う
もしも、これら2つのことについて詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてもらえればと思います。
<関連記事>
>>【勇気づけ】アドラー心理学が教える正しい教育とは-------------------------------------------------------
手順3.ライフスタイルを再選択する
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ライフスタイルを再選択する勇気が持てたら、思い切ってライフスタイルを再選択しましょう。
しかし、そんなこと言われても、ただ「よし!再選択するぞ!」というだけでは、意味がありませんよね。
ここで大切なことは、ライフスタイルを再選択する一歩として、
理想のライフスタイルに見合った小さな行動をしてもらいたいのです。たとえば、「社交的なライフスタイル」になりたいのであれば、
「会社内の同僚に自分から声をかけてみる」という感じですね。
まずは、1日1回という小さい行動でも大丈夫なので、これを毎日コツコツ繰り返していきましょう。
なぜなら、いきなり大きな行動から起こそうとすると、気が引けてしまい、いつまで経っても行動することができなくなるからです。◆一貫性の原理
小さな一歩を踏み出すことに成功し、その行動を繰り返すことで一貫性の原理が働きます。
一貫性の原理とは、ある思考・行動をすると、それを継続しようとする原理のことです。たとえば、「歯を磨く、お風呂に入る、出社する」などは一貫性の原理による行動になります。
つまり、毎日1回でも自分から同僚に声をかけるという行動をし続けることで、その行動に慣れてき、最終的にはそれが当たり前レベルになっていくのです。
結果、あなたは「社交的な性格」を手にすることができるようになるでしょう。
▽まとめるとこんな感じ
1.小さな行動を繰り返す
↓
2.習慣化される
↓
3.理想のラフスタイルを手にする<関連記事>
>>コミットメントと一貫性の原理 ネットビジネスで使える心理テクニック▽おすすめ書籍:アドラー心理学
選択理論
嫌われる勇気
幸せになる勇気
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まとめ:ライフスタイル
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最後にまとめましょう。
今回は、
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1.性格の正体とは
2.性格は変えられるのか
3.性格を変えるための方法
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というテーマでブログを執筆しました。
「性格は変えられないものだ…」と勘違いしてしまい、性格に翻弄される人生を歩んでいる人は多くいることでしょう。
しかし、今回の記事を読んでもらえれば、
性格は生得的なものではなく、後天的に変えることができるものだということに気づいてもらえたのではないでしょうか?
もしも、あなたの望む性格を手に入れ、望む人生を歩みたいと思っているのであれば、ぜひこの記事を何度も繰り返し読んでいただければと思います。
今回の記事を読んで
「アドラー心理学についての理解を深めたい!」「勇気づけをしたい!」と思った方は、ぜひ下記の記事なども参考にしてもらえればと思います。
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アドラー心理学
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