セールス前に、気を付けることを確認する何かが欲しいなぁ…
こんなことを感じていないでしょうか?
確かに、商談前に「これは絶対にやろう!」「これは絶対にやらないように!」というチェックシートがあれば便利ですよね。
というわけで今回は、
・これをやってないと、売れないよ!
・これをやっちゃうと、売れないよ!
という項目を8つ紹介します。
なので、商談前には必ずチェックするようにしましょう。
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【セールスチェックシート】あなたが売れない原因は?【8項目】
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今回は、この8つのチェック項目についてそれぞれ解説します。
1.よく質問をする
2.肯定する
3.褒める
4.助けてもらう
5.顧客の現状と理想を聞く
6.プレゼン移行トークをする
7.即決トークをする
8.承諾仮定クロージングする
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項目1:よく質問をする
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会話話の基本は、こちらが質問をして相手に話をさせることです。
なぜなら、人は話を聞いてくれる人に対して好意を抱くからです。
つまり、人間は自分の話をしたい生き物なんですよね。
だから、会話中に「ちょっと、話をし過ぎちゃってるなぁ…」と感じたら、すかさず質問をして相手に話をさせるようにしましょう。
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項目2:肯定する
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極端なことをいいますが、相手の言うことは全て肯定しましょう。
というのも、人間の脳は、主語を認識することができず、それが「意見」の否定だったとしても、「自分自身」が否定されてしまったように勘違いしてしまうからです。
「いや、それは違うと思います!」なんて言った瞬間に、冷めた空気になるので、気を付けるようにしてください。
もしも、否定感を出すことなく、自分の主張を伝えたい場合は、下記の応酬話法の記事をチェックしてもらえればと思います。
<関連記事>
>>イエスバット話法は時代遅れ!?7つの応酬話法を解説-------------------------------------------------------
項目3:褒める
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商談の中で最低1回は褒めるようにしましょう。
(褒めることに慣れていなくて、「気恥ずかしい…」と感じる人もいると思いますが)
というのも、褒めることで、相手の承認欲求を満たし、好意を抱いてくれるようになるからです。
しかし、実は、褒めるのって「諸刃の剣」で、間違った褒め方をすると、逆に嫌われてしまう可能性もあります。
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項目4:助けてもらう
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人間は、助けた人を好きになるという性質があります。
これを
>>フランクリン効果といいます。
だから、商談中1回でもいいので、助けを求めるようにしましょう。
たとえば、
・ペン・紙を貸してもらえますか?
・それ知らないです。教えてくださいよ〜
・もしよかったら、そのURL送ってもらえますか?
みたいな感じで、ほぼ100%承諾されるであろう小さなお願いごとをするのです。
すると、助けた相手は、あなたに好意を感じるようになります。
<関連記事>
>>フランクリン効果 人に好かれる意外な会話術-------------------------------------------------------
項目5:顧客の現状と理想を聞く
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これは、ヒアリングという作業ですね。
セールスの目的は、現状と理想のギャップを埋めること(問題解決)ですので、そもそもこの2つの要素を聞かずに提案してはいけないわけです。
理想
↑悩み
現状
※ちなみに、これら2つのことを聞かずに提案することを「押し売り」といいます
なので、これら2つの要素は必ず聞いてから、商品を提案するようにしましょう。
もしも、ヒアリングのフレームワークである「SPIN話法」について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてもらえればと思います。
<関連記事>
>>【SPIN話法】ヒアリング力を強化する最強のフレームワーク-------------------------------------------------------
項目6:プレゼン移行トークをする
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これは、ヒアリングからプレゼンテーションに移行するためのトークのことです。
基本的には、下記のセールストークを使ってもらえればと思います。
もしよろしければ、〇〇さんが+++(理想)になるための提案をさせていただければ嬉しいのですが、お時間ありますか?
※理想=顧客が達成したい目標のこと
これは、わりと移行率が高いセールストークとなりますので、何度も声に出して反射的に出るようにしてもらえればと思います。
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項目7:即決トーク
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これは、先ほどのプレゼン移行トークの後に、すかさず行うセールストークになります。
もしも、内容にご納得していただけましたら、この場でスタートしていただく形でもよろしいでしょうか?
なぜ、即決トークが必要なのかというと、顧客の「検討します」を封じて、その場で「やる?やらな?」の決断をしてもらうためです。
顧客は決断を先延ばしにするために、「検討します」という便利なセリフを使うのですが、これを許してしまうと不買繋がってしまうのです。
もしも、即決トークについて詳しく理解したい方は、こちら。
>>即決トークについて -------------------------------------------------------
項目8:承諾仮定クロージングをする
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これは、プレゼンテーションが終わって、すぐに行うクロージングのことです。
以上で説明は終わりになりますが、ご予算の方はいかがですか??
承諾仮定クロージングを行う理由に関しては、「買わない」という選択肢を排除できるからです。
「ご予算はいかがですか?」と質問をすることで、買うことが前提になっていますよね?
そのため、契約率を高めることができるようになるのです。
もしも、その他のクロージング話法について知りたい方は、下記の記事を参考にしてもらえればと思います。
<関連記事>
>>セールスの契約率を高める8つのクロージングテクニック ▼おすすめ書籍:セールス
営業は台本が9割
【契約率76.2%】営業・即アポ
営業の魔法
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まとめ:セールスチェックシート
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では本日の内容をまとめましょう。
▽セールスチェックシート
1.よく質問をする
2.肯定する
3.褒める
4.助けてもらう
5.顧客の現状と理想を聞く
6.プレゼン移行トークをする
7.即決トークをする
8.承諾仮定クロージングする
ぜひ、何度も繰り返しチェックして、セールス力を強化してもらえればと思います。
もしも、具体的なセールストークについて学びたい方は、下記の記事を参考にしてください。
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>>【トーク例アリ】売れるセールストーク20選 <関連記事>
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