「自社の強みがわかりません。」
本当に、よく耳にします。
これは仕方のないことで、
「人は自分のことが一番わからない」
こういうものなのだと思います。
しかし、ビジネスを続けていくのなら「自社の強みがわからない」ままでは、より良いクライアントを獲得できません。
そして自身のビジネスも伸び悩むことでしょう。
もっと稼げるはずなのに自社の強みがわからないことで上手にアピールできず、たいしたことをやっていない競合が、あなたの仕事を奪っていくかもしれません。
そして、そんな風に奪われた仕事には、意外なほど良いクライアントが繋がっているもの。
これでは、あなたのビジネス、あなたのスキルがもったいないです。
そこで今回は「自社の強みがわからない」あなたへ、強みを見つける9つのアイデアを紹介します。
すべてのアイデアを組み合わせて使ってもいいですし、あなたにぴったり合ったアイデアを活用しても構いません。
それでは、はじめていきます。
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目次
1: ホームページ集客には自社の強みが必要
2: 自社の強みを見つけるアイデア9選
2.1: 自社の理念・方針
2.2: ビジネスモデル
2.3: 歴史
2.4: お客様からの評価
2.5: アフターサービス
2.6: スピード
2.7: 価格
2.8: 3C分析を活用
2.9: 4P分析を活用
3: 強みは必ず数値化する
4: 強みを活かしたコンテンツを作る
5: まとめ
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1: ホームページ集客には自社の強みが必要
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自社の強みは、どうして必要なのでしょう。
実は地域に根付いた店舗系の場合なら、特別に抜きに出た「自社の強み」が必要にならないこともあります。
これは商圏やビジネスの方法に左右されるので、自社の強みよりも「そこにある」ことの方が優先されるからです。
しかし、これがホームページ集客になると、まったく違ってきます。
ホームページ集客では「自社の強み」は必須です。
なぜ、必須なのかというと、ホームページはそもそも検索して比較されます。
ホームページで見つけた会社やお店に1件1件足を運んで、情報を得て比較する必要はありません。
パソコンの前で、スマホを片手に、実際に足を運ばずに、雨に濡れることもなく、いつでも快適な空間で、いろいろな会社やお店を検索して比較できます。
ネットの世界で比較は避けられません。
そこで比較されても選ばれるためには、どうする必要があるのかというと、、、
「自社の強み」を公開することです。
いいですか?
これは自社の強みがわかっていないと、ホームページ集客では勝てないということです。
これは困った状態です。
それでは次から、自社の強みを見つけるアイデアを紹介します。
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2: 自社の強みを見つけるアイデア9選
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競合との違いを見つけ出す。
自社にしかない価値を発見する。
簡単なようで、そうではない。
自社の強みを見つける9つのアイデアを見ていきましょう。
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2.1: 自社の理念・方針
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競合と似ていても、あなたがビジネスを始めようと思った理由には、オリジナリティが隠れています。
ということは、理念や方針はオリジナルなはず。
もっともわかりやすい自社の強みは「理念・方針」から掘り起こせます。
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2.2: ビジネスモデル
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競合がいたとしても、あなたのターゲットが競合と少し違うのなら、これはビジネスモデルが違うと言うことになります。
これは十分に「自社の強み」です。
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2.3: 歴史
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あなたの会社やサービスの歴史を見てみましょう。
会社は老舗でしょうか?
ベンチャーでしょうか?
これだけでも自社の強みがありますよね。
また、サービスの歴史はどうでしょう。
100年前から脈々と続くサービスでしょうか?
最近開発された最新鋭のサービスでしょうか?
これも自社の強みですよね。
歴史は、その会社、その人、そのサービス固有の強みを持っています。
ただ、あなたは「それが当たり前」に思っているので気づいていないだけです。
歴史を見直してみましょう。
自社の強みが発見できる可能性が高いです。
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2.4: お客様からの評価
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理念も方針もビジネスモデルも歴史も、、、強みなんてない!
という声が聞こえてきそうですが、本当はそんなことないんです。
あなたが気づいていないだけなんです。
でも、何か突破口がなければ気づけないこともわかっています。
そこで最も強みが簡単にわかるのが
「お客様からの評価」
あなたが自分で言っているのではなく、あなたのお客様が思ったこと、感じたことを言っているのですから、これを自社の強みと言わずになんと言いましょうか。
●お客様からの感謝の声
●また買いたいと言われたときの会話
●実績や事例
そして
●ありがとう
●うれしかった
●信頼できる
こういう言葉がお客様から出たときの会話は、どんな内容だったでしょう。
これぞ顧客視点の「自社の強み」です。
さっそくノートとペンを用意して思い出しながら書き出してください。
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2.5: アフターサービス
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販売している商品やサービスは競合と同じ。
こんな場合、アフターサービスが自社の強みになりませんか?
●修理の依頼が入ったときの素早い対応
●代替品の準備が万全
●誰にでもわかりやすい説明をする接客
●商品の配達や引き取り
昔、引っ越し会社が「部屋へ入るときには、新しい靴下に履き替えます」というのもありましたが、あれも真似されるまでは「強み」ですね。
競合にはないアフターサービスが自社に存在しているのなら、それは十分に「自社の強み」になります。
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2.6: スピード
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納期が早い。
これも十分に強みですね。
●ピザの配達
●運送便
●アスクル
●モノタロウ
●ZOZOTOWN
売っているものは同じでも、スピードが違うだけで選ばれています。
スピードは自社の強みになります。
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2.7: 価格
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価格はわかりやすい強みになります。
低価格での提供は強みの典型です。
反対に「かき氷、1杯4,800円」というのも強みです。
これは、それだけの価値があるという強みですから。
競合と同じような商品やサービスだから「自社の強み」がないという場合、思い切り「低価格」にするか、価値や品質を圧倒的に高めることで相場に対して10倍以上の価格にすると「自社の強み」になります。
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2.8: 3C分析を活用
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マーケティング手法のひとつ「3C分析」を活用することで「自社の強み」が見つかります。
まず、3Cとは何かというと
●Customer(市場)
●Competitor(競合)
●Company(自社)
それぞれの頭文字を取って「3C」と呼んでいます。
3C分析は、3つの「C」から「強み」「弱み」を明確にします。
●市場はどれくらいあり、どんな属性の人が存在しているのか?
●競合はどこか、競合の状況や商品、サービス、競合が進出していない市場やニーズは ?
●自社の販売している市場はどれくらいなのか、顧客のリピート率は?
このようなことを洗い出し、その中から「強み」と「弱み」を発見する方法です。
3C分析の優れているところは、自社の強みや弱みが明確になるだけではなく、競合についても明確になるところです。
歴史の中の名言にあるように
「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」
まさに、この名言を表したのが「3C分析」です。
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2.9: 4P分析を活用
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続いて「4P分析」を紹介します。
4Pとは何か?
●Product(製品)
●Price(価格)
●Promotion(宣伝)
●Place(立地、流通)
これらの頭文字を取って「4P」と呼ばれています。
4P分析は視点が顧客になっています。
●顧客はどんな商品やサービスを求めているか
●顧客にとっての商品価値はいくらか
●顧客は何時どこで何をしているのか
●顧客はどのようにして購入するのか
3C分析と4P分析を組み合わせることで、自社の強みが明確になるでしょう。
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3: 強みは必ず数値化する
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9つのアイデアを紹介してきました。
ここで覚えておいてほしいことがあります。
それは、強みを見つけた場合には、数値に置き換えてみてほしいのです。
例えば販売個数の多さが強みだった場合
「業界ナンバー1」
だけではなく、具体的に
「月間販売数14,380個!業界ナンバー1」
このように使いたいんですね。
数値で表現することで、信頼度がアップします。
適当に“盛って”いるわけではない、という印象が伝わります。
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4: 強みを活かしたコンテンツを作る
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ここまでのアイデアを使って「自社の強み」が明確になってきたのなら、あなたのホームページに「自社の強み」を活かしたコンテンツを作りましょう。
これは十分にオリジナリティのあるコンテンツになるでしょう。
自社の強みなら、強みになるまでの挫折や成功、数々の体験や試行錯誤があるはずです。
そういったことをコンテンツに反映しながら、自社の強みをアピールして作ってください。
どこかで見たようなコンテンツとは違いのある、あなたの会社にしか伝えれないコンテンツが完成します。
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【関連記事】
『集客できるコンテンツマーケティングの始め方〜スタートアップガイド〜』
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5: まとめ
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ホームページ集客に必須なのが「自社の強み」です。
でも、自社の強みがわからないままの方も多いです。
そこで今回は、自社の強みを見つけるアイデアを紹介しました。
それぞれを組み合わせて活用してもいいでしょう。
知り合いに意見を求めながら、3C分析や4P分析をするのもおすすめです。
でも、なかなか一人では見つけにくいかもしれません。
そんなとき、真っ先に聞く相手は「あなたのお客さん」です。
あれこれ考える前に、あなたのお客さんの声を集めてください。
「自社の強み」が見つかる突破口になることでしょう。
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関連記事
『ホームページを検索上位にして集客できる秘密があるとしたら…あなたはどうしますか?』
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