WEBから問い合わせを増やす方法を解説します。
というのも、WEB(ホームページが多いですが)を手に入れたけれど、全くと言っても良いくらい問い合わせが無いとか、当初聞いていたような問い合わせ件数へ到達しないとか、上手くいっていない方が多いためです。
WEBからの問い合わせは「作って放っておけば集まる」ように思われやすいのですが、残念ながらそんなことはありません。
放っていても集まるのは、大手企業や知名度のある企業だけです。
中小企業や零細企業、個人事業主の場合、放っておいて集まるとすると、それは「ただの偶然」だと思いましょう。
反対に、きちんと手を入れて改善すれば、どんなWEBでも問い合わせを今よりは増やすことができるものです。
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目次
1: どうしてWEBから問い合わせが増えないのか?
2: 問い合わせを増やす方法
2.1: アクセス増強計画
2.2: 誘導計画
2.3: 問い合わせアップ計画
3: まとめ
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1: どうしてWEBから問い合わせが増えないのか?
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どうしてWEBから問い合わせが増えないのか。
このように悩んでいる方がいらっしゃいます。当然ですが、原因(理由)があります。
まずは、あなたのWEBに関して、どの原因が当てはまるのか考えてみてください。原因がわからないと対処することはできません。
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(1)母数はどれくらい?
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そもそも論ですが、あなたのWEBへの月間アクセス数はどれくらいあるのでしょうか?
また、ページビュー数(表示回数)はどれくらいあるのでしょうか?
もし月間のアクセス数が1000人に満たず、ページビュー数が3000PV(表示回数)未満なら、問い合わせが発生することはほとんどありません。
かなりコアな人が偶然見つけてくれたとか、既にWEBとは別にコミュニティーを持っておられるとか、コミュニティーへ参加しているとか、こうした理由がなければ問い合わせは生まれません。
最低でも月間の訪問者数は8000人、ページビュー数は10,000PV(表示回数)が必要です。
あなたのWEBの月間訪問者数とPV数(表示回数)を確認しましょう。
えっ?わからない!?
そういう人は、GoogleアナリティクスをWEBへ導入して計測と分析を行ってください。正確な数字がわからなければ何もできません。
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(2)問い合わせフォームの流入は?
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WEBへの訪問者数やPV数(表示回数)はある。でも問い合わせが増えない。
こういう場合、問い合わせフォームへ到達する人は何割くらいなのかを確認しましょう。
もし問い合わせフォームへ到達する人が月に100人くらいだったら、問い合わせはかなり偶然か、かなりのコアな人でなければ発生しません。問い合わせフォームへの訪問者数の1%が問い合わせしてくれれば大成功です。
ということは、100人で1人問い合わせがあれば大成功ということです。
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(3)入力しやすくなっている?
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問い合わせフォームへの訪問者もそこそこある。でも問い合わせが増えない。
こういうケースもあります。
まず、見直したいのは入力フォームが使いやすいのかどうか。
沢山の入力項目があり(5項目以上)、その項目のほぼ全てが「必須」だったら、入力するのが面倒になって離脱します。
人は沢山入力するのが嫌いです。面倒ですからね。また、個人情報を入力させられるのも嫌いです。特に電話番号や住所なんて嫌いのTOP2でしょう。
個人情報を取って連絡したいのはわかりますが、こうした原因で問い合わせの機会を失っていることもあります。
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(4)ホームページ全体はシンプル?
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WEBの中でも競合の多い「ホームページ」。
あなたと同じ業種の方のホームページも沢山あると思います。
そうした状況の中で、パッと見たときに「わかりにくっ!」と感じたなら、そこから修行モードへカチッとスイッチを切り替えて「解読してやるぜ!」と勢い込む人はいると思いますか?
残念ですが、そんな奇特で暇な人はいません。「わかりにくい」→「他を探そう」。これが人の思考と行動です。
WEBは凝った表現よりもシンプルな表現にしましょう。特にスマートフォンの小さな画面で見ることを考えるなら、シンプルでないと見て疲れて離脱します。
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2: 問い合わせを増やす方法
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問い合わせを増やす方法はあります。
次からお話しする3つの計画を行いましょう。
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2.1: アクセス増強計画
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母数を増やす「アクセス増強計画」を進めましょう。WEBへのアクセスの母数を増やさないと問い合わせも増えません。
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(1)キーワード選定
「問い合わせをしたい」と考えている人が、どのようなキーワードで検索しているのか考えてください。
また、どのようなキーワードに心を動かされるのかを調べましょう。
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(2)ペルソナ設定
どういう人に問い合わせしてほしいのでしょうか? 問い合わせが増えないところに多い「ペルソナ」が決まっていないパターンは改善しないといけません。
●年齢
●性別
●収入
●価値観
こういう基本的なことだけでも良いので設定してください。
人は話し相手が決まっていないと、適切な話題を選べませんし、何かをおすすめすることもできません。
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(3)コンテンツ作成
WEBへの訪問者との間に信頼関係を築き、繰り返し訪問してもらいましょう。
そのためにはコンテンツ(役立つ情報)の提供が適しています。
人は信頼関係が築けると「この人に聞いてみよう」という心理になります。ここが問い合わせへの一歩目になります。
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(4)SNS連携
母数を増やすなら、拡散力の強いSNSを連携しましょう。
ターゲットに合ったプラットフォームを利用すれば拡散してくれます。
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2.2: 誘導計画
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WEBへ到達した人を問い合わせへ誘導しなくてはいけません。
次の方法を参考にして改善しましょう。
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(1)役立つ情報の強化
コンテンツの強化をします。コンテンツを強化することで、先ほども申し上げましたが「信頼関係」が強くなっていきます。
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(2)誘導する導線の改善
WEBのページの中には、問い合わせへ誘導する役割のページと、情報を提供するページが存在します。
これらのページの役割を理解した上で、問い合わせまで誘導する導線を改善しましょう。
それぞれのページから問い合わせへの内部リンクを変えるだけで改善することもあります。
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2.3: 問い合わせアップ計画
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問い合わせフォームまで誘導できれば、最後はこれです。
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(1)フォームを最適化しよう
問い合わせフォームの項目を見直しましょう。
簡単シンプルに入力できるようにすることが大切です。
電話番号や住所などは、問い合わせしてもらってからお聞きすることもできます。ということは、最初に入力してもらう必要はありません。
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(2)電話番号を出そう
電話で問い合わせしたい人は、一定数いらっしゃいます。文章を入力するのが面倒とか、早く聞きたいとか、上手く伝わらないから電話!そういう傾向の方です。
そういった方のためには、WEBのよく見える場所へ電話番号を少し大きめに表示しておきましょう。 電話番号をタップすれば、発信するようにしておくと使いやすいですね。
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(3)スマホでも見やすくしよう
WEBへのアクセスでは、80%以上の人がスマートフォンを使っています。
このような現状を考えると、レスポンシブデザインという方法で、スマートフォンでも見やすくデザインされるようにしておくことが大切です。
もし、あなたのWEBがスマホ対応していないとか、スマホで見ると字がとても小さいとか、パソコンで見たデザインが縮小されているだけとか、そんな状態なら問い合わせを増やすためにレスポンシブデザインへリニューアルしてください。
これだけでも結果が変わります。
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(4)オファーを変えよう
外壁塗装や屋根塗装、リフォームなどの「技術サービス提供販売」の場合、問い合わせを頂くためのオファーを変えてみましょう。
例えば、次のようなオファーがあれば問い合わせしたくなります。
●無料建物診断
●無料ドローン屋根防水診断
●換気扇のお掃除無料
オファーは人を動かすために重要な要素です。
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3: まとめ
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WEBから問い合わせが増えない場合、今回お話しました内容をチェックしてみてください。
これらの中に一致する原因があると思います。特に「母数が少ない」というのは、よくある原因です。
WEBは作っただけでは何も変わりません。手を入れて改善することで成長し、問い合わせを生み出すツールになってくれます。
今ご覧になっているノースメディアのホームページも同じでした。最初の頃、問い合わせはありませんでした。しかし、今回お話しましたことを少しずつ改善したことで、今では休暇中であっても問い合わせをいただけるまでに成長しています。
まずは母数を増やす。問い合わせへ誘導する。問い合わせフォームを改善する。
こういう流れで進められるのが改善結果を感じやすいですし、変わることがわかると「やる気」も出てきますし続きます。
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