ホームページ集客を狙ってもなかなか効果が出ないことがあるはずです。
それはなぜかというと、ホームページを訪れる人の行動や心理がよくわかっていないからです。
ユーザーの行動や心理がよくわかっていればそれをうまくコントロールすることで、集客アップにつなげることができます。
しかし、ユーザーの行動や心理など簡単にわかるはずもありません。
ですよね?
そこで役立つのが行動心理学という学問です。
この学問は人間の行動や心理にひそむ一定の法則を解明することを目的とするものとなっており、WEBマーケティングとの相性もいいです。
そのため、ホームページ集客の効果が薄いと感じているのであれば、行動心理学を戦略に取り入れてみるといいでしょう。
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目次
1.製品・サービスの提供の仕方に活用できる行動心理学
1.1返報性の原理
1.2アンカリング
1.3カクテルパーティー効果
2.コンテンツ作りに役立つ心理効果
2.1カリギュラ効果
2.2単純接触効果
3.行動心理学のまとめ
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1.製品・サービスの提供の仕方に活用できる行動心理学
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行動心理学をたくみに使えば、自社や自社製品・サービスにもともと興味がなかったユーザーでも、思わず利用してしまうようなページにすることもできます。
そういった層を取り込むことができればホームページ集客の幅が広がることは間違いありません。
行動心理学の中にもさまざまな種類があり、たとえば製品・サービスの提供の仕方に活用できるものがあります。
そのため、もしホームページ上の製品・サービスの提供の仕方について悩んでいる場合は次の行動心理学を重点的に学ぶといいでしょう。
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1.1返報性の原理
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たとえば製品・サービスの提供の仕方に活用できる行動心理学の法則のひとつに「 返報性の原理」というものがあります。
これは何かいいことをしてもらった時にそれをしてくれた人に対してお返しをしようと思う法則のことです。
返報性の原理をホームページ制作に取り入れるとなると、何らかの無料サービス提供が代表的なものとして当てはまります。
ホームページを訪れたユーザーが何らかの無料サービスを受けることで、何かお返ししなければ(商品を買わなければ)という気持ちをわかせることができるのです。
そのため、行動心理学の観点に立った場合、商品やサービスをぐいぐい押し付けるのではなく、むしろユーザーに施しを与えようという意識でいた方がいいのです。
ちなみに、スーパーの試食はいい例ですね!
無料で食べて、買わないと少しは罪悪感を感じませんか?
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1.2アンカリング
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アンカリングという法則があります。
これは認知バイアスというもので、つまり人間が本当はそうではないのにあることに対して偏ったものの見方をする心理傾向のことを指します。
具体的には先に目にした数字が、後で目にする数字に対する判断を変えてしまうというものです。
アンカリングをホームページ制作に取り入れると、実際の価値よりもずっと魅力的に自社の製品・サービスがユーザーの目に映るので、実践するにこしたことはありません。
たとえばアンカリングを利用したマーケティング手法にはどのようなものがあるかというと、割引があげられます。
割引をする時に大切なのはホームページに商品を載せていたとしてその価格をただ表示させるのではなく、元の価格も残すことです。
198,000円 →149,800円
こんな感じですね!
そうすると「この商品は割引がされている」と強調されることになり、購買者からするとお得感が増します。
このように、
●通常の価格との比較
●他社との価格の比較
●メーカー小売り希望価格との比較
で使うことができるでしょう!
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1.3カクテルパーティー効果
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「カクテルパーティー効果」という法則があります。
これはどのような雑音の中でも自分と関係する音だけは自然と聞き取ることのできる効果のことを指します。
うるさい場所でも、自分の名前を呼ばれたら気づきませんか?
単純に耳がいいという話ではなく、人間は自分の関係のあることに特別注意を向ける性質があるということです。
カクテルパーティー効果をホームページ集客に活かすとすれば「コンテンツの対象となるユーザー層を細かく分類すること」が重要になります。
というのも、ユーザー層を細かく分類することで、ホームページに訪れたユーザーが「自分をターゲットにしているコンテンツ」をすぐに見つけられるようになるからです。
すぐに求めているコンテンツが見つかればホームページの利用にストレスを感じませんし、より自社に興味をもってもらえるようになるはずです。
ターゲットとなるユーザー層の分類は細かければ細かいほどカクテルパーティー効果の威力を高めるのに役立ちます。
しかし、あまりに細かすぎるとそれに当てはまるユーザー層が減りすぎてしまうので、ちょうどいいバランスを考えなければなりません。
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2.コンテンツ作りに役立つ心理効果
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製品・サービスの提供の仕方に活用できる行動心理学以外にもさまざまなホームページ集客に役立つ心理効果があります。
たとえばコンテンツ作りに役立つ心理効果も忘れてはならないものです。
ホームページはコンテンツがあってこそ顧客に訴えかけることができるので、その作り方を考えることはホームページ集客において欠かせることができません。
コンテンツ作りに役立つ心理効果を知っていれば知っているほど有益なホームページ作りができるようになるはずなので、最初は手当たり次第にでも情報を得ることが大切です。
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2.1カリギュラ効果
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コンテンツ作りに役立つ心理効果にはたとえば「カリギュラ効果」というものがあります。
これは禁じられていることほどかえってしてみたくなる現象のことです。
『このぼたんは決して押してはいけません』
このボタン押してみたい!!!
似たような経験はありませんか?
子どもや思春期の若者にありがちな心理ですが、実は大人もカリギュラ効果に影響されるので、マーケティング効果は高いです。
カリギュラ効果をホームページに適用すると「会員限定コンテンツ」が当てはまります。
「このコンテンツの利用は会員以外は禁止」とすることで、非会員のユーザーの興味をひくことができるのです。
うまくいけば会員登録してくれるだけでなく、そこから商品・サービスの利用にまで発展させることができます。
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2.2単純接触効果
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それから単純接触効果という心理効果があります。
これは繰り返し目にすることでどんどんと目にしたものが好きになっていく心理現象のことです。
恋愛でいえば、一日の長い時間一緒にいるよりも、短い時間を数日に分けて会う方が好かれやすい!!ってこと。
最初は何とも思っていなかったり、むしろ嫌いに近かったものだとしても、それに繰り返し触れることで最終的に好きになることが珍しくありません。
広告の場合、内容にかかわらず、ユーザーの目に触れるというだけで十分マーケティング効果があるわけです。
ちなみに単純接触効果は視覚だけでなく、音やにおい、味、感触など、五感のすべてに適用される効果となっています。
これをホームページ集客に取り入れた場合、「メールマガジン」が代表的な手法としてあげられます。
メールマガジンは定期的にユーザーにメールを送信することになるので、メールをチェックするたびにユーザーの自社に対する好感度を高めることができるわけです。
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3.行動心理学のまとめ
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上記のように行動心理学を戦略に取り入れることのできるマーケティング手法はいくつもあります。
しかし、いきなりこれら全部をホームページ集客に活かすのも難しいので、まずは実践できそうなものをひとつ選び、試してみるのがいいでしょう。
ひとつひとつ試してみてホームページ集客に役立ったものがあれば、さらにその戦略を強化していくことで効率的に売り上げを伸ばしていくことも可能です。
また上記以外にも行動心理学で判明している心理効果はたくさんあるので、貪欲に情報収集し、最終的には独自のマーケティング手法を生み出すのが理想です。