そこには記憶に残るパワフルな力が存在します。
「世界一売ったセールスレター」は
、この力を遺憾なく発揮していました。
これまでずっとあなたを支え続けてきてくれた
「物語」は何ですか?
テレビ、アニメ、映画、漫画、こういったものを
お持ちではないですか?
例えば「おじいちゃんおばあちゃんは大切なもの」
このことを教えてくれたのは親の小言からですか?
違いますよね?
ある人にとっては
「巨人の星」だったり「ドラえもん」だったり
「スラムダンク」だったり「ワンピース」だったり。
あなたが小さいころに触れた
漫画やアニメやテレビドラマや映画、
「物語」からではありませんか?
こういった「物語」にはものすごいパワーがあるんですよね
そして、きっとあなたは
その「物語」の内容を
今でもしっかりと覚えているはずです。
「物語」には
人の心を動かすパワフルな力が存在します。
いつまでも記憶に残る強烈な力を持っているのですね。
これ、あなたの広告に使わない手はありませんよね?
そこで今日は「物語」を使った広告の
基本的な3つのパターーンを紹介したいと思います。
●アンダードッグ・ストーリー型
「アンダードッグ」とは日本語で言うと負け犬のこと。
負け犬が「あるきっかけ」を契機に大変身。
ヒーローになる。
そんな「物語」展開です。
ハリウッド映画のほとんどがこれですよね。
例えばこの有名な広告。この型を使っています。
「私がピアノの前に座るとみんな笑った。
でも、私がピアノを弾き始めるとーーーー!!!」
ピアノを弾けない人がピアノの前に座ると
大衆が「クスクス」と笑い出す
ピアノの教材に使われたキャッチコピーなんですけど
これがまさしくピアノが弾けない負け犬が
あるキッカケ、ある教材がキッカケで
ヒーローにしてくれた
それがこの商材なんです
これ、使いやすいですね。
例えば
「私が弁護士を目指すと言うとみんなクスクスと笑った。
ところが、合格発表の日に掲示板を見ると・・・・」
「私が外国人から話掛けられるとみんなクスクスと笑った。
でも、私が笑顔でフランス語で話始めるとーーーー!!!」
フランス語を話すことができない負け犬が
いつの間にか、笑顔でフランス語をつかって会話を楽しむヒーローに。
負け犬の○○できなかった人が、その「あるきっかけ」が
あなたの商品でヒーローになるという構成です。
これは結構つかえるストーリーパターンなので
使ってみてください
この「アンダードッグストーリー」
「スターストーリー」などとも呼ばれたりします。
●オリジン・ストーリー型
「それは15年前ある晴れたの日ことでした」などで始まる
商品の開発秘話やあなたがビジネスをある日を起点に
始めたきっかけを
「物語」を使い伝えます。
「このオンボロのガレージで家族経営から
パナソニックはスタートした」
「あの時、私を励まし続けてくれた学生の佐々木くん。
今でもずっと私の店に通ってくれています。
素敵な奥様と二人の可愛いお子様を連れて。
ただただお客様に喜んでもらうために
うどんを打ち続けて15年。
あの時の初心を忘れずに今日も元気に開店します」
単なる店舗紹介より・グッと引き込まれるものがありますよね。
●勝ち組・負け組型
「世界一売った」と言われるセールスレターが
この型を使っています。勝ち組負け組というもの
こんな流れ。
ある晴れた春の日。学校を卒業したばかりの
とても、よく似た二人の青年。
20年後、二人は再会する。
彼らは偶然にも同じ会社に勤めていた。
そして、相変わらずとてもよく似ていた。
あの頃と同じように。
でも、たった一つだけ違っていた。
その会社で一人は一部門の担当者。
でももう一人はその会社の経営者になっていた。
何がこのような差を生んでしまったのか?
みたいな物型の展開です。
この差を生んだのは、あなたの商品。
「勝ち組」はあなたの商品を使っていた。
「負け組」はあなたの商品を使っていなかった。
このようなコントラストの構図を持った「物語」です。
いかがですか?
まとめると
アンダードックストーリー、ハリウッドの物語ですよ
うだつの上がらない主人公があることをキッカケに
大変身を遂げる。ヒーローになる。
そのきっかけがあなたの商品
オリジンストーリーというのは
あなたがビジネスをはじめたきっかけ
その中に込められた思いだったり共感だったり
するわけですね
そして、勝ち組負け組は,
勝ち組はあなたの商品を使っていました
負け組はあなたの商品を使っていませんでした
どんな物語にも登場する主人公は
読み手である見込み客を投影している。
だから、見込み客は
「物語」に引き込まれるわけです。
ストーリー型の広告は記憶に残りやすい。
「これ、わかる」共感を生み出すことができます。
そして、「物語」を使うことで
「売られる」抵抗感を軽減することができます。
今回は、「物語」を使った広告の3つのパターンを
ご紹介してみました
少し難易度は高いですけど
ぜひチャレンジしてみてください。
その価値は十分にありますよ。
お客様は私たちと同じように
「物語」が大好きなのです。