あなたは友人とカフェに行って、普通の会話の音量で「いやぁ～、先月は副業で100万円儲かったよ！」と、まわりを気にせず、友人の顔色も気にせず話ができますか？
もし、友人が「そんなお金の話、大きな声でするなよ」と言ってきても、「どうしてお金の話をしてはいけないの？」と言えますか？
多くの日本人（たぶん外国人もでしょうけれど）は、お金に関することは「良くないこと」というイメージがあります。
では考えてみてください。
どうして多くの人は就職するのでしょうか？
会社に勤めると「お金」を稼いでしまいます。
「売上」を上げてしまいます。
ということは、お金と関わりを持つことになります。
これ、良くないことでしょうか？
そんなことはありませんよね。
反対に、就職して稼がない人の方が、良くないですよね。
でも、お金のことは話せないし、話題にすることが良くないと思っています。
お金に関する良くない思い込みは、あなたのビジネスを成功へ導く邪魔をしています。
だったら、あなたの成功を邪魔しているものを、一刻も早く取り除きたくはありませんか？
もしあなたが「そんな邪魔をしているもの、早く取り除きたい」と、私と同じように思っているのなら、このまま読み進んでください。
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目次
1: メンタルブロックとは
2: ビジネスの邪魔をする「お金」のブロック
3: メンタルブロックの外し方
(1)メンタルブロックは何？
(2)状況をイメージしてみよう
(3)ネガティブ感情は？
(4)もし、なかったらと質問する
(5)どんな感情でしょうか？
(6)その感情も感じなかったら？
(7)事実だけを見る
4: メンタルブロックがない人の理由
5: まとめ
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1: メンタルブロックとは
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メンタルブロックとは、自分の意識では「やりたい！」と思っているけれど、無意識下では心にブレーキをかけている状態です。
●これは無理！
●これは出来ない！
●これは上手く行かない！
などと、何の根拠もなく、決めつけて行動できない状態。
または、根拠なく、上手く行かないと理由を出してくる状態。
このようなことが「メンタルブロック」と呼ばれています。
メンタルブロックは15歳～20歳くらいまでに、毎日の生活の中で少しずつ形成されることが多いです。
まれに、突然の体験によって形成されることもありますが、この場合はメンタルブロックというよりも「PTSD」を発症することが多いです。
ですから、メンタルブロックの多くは、
●幼い頃からの生活習慣
●親の口癖
●親の価値観
特に、ネガティブな言葉やイメージ、表情から形成されています。
メンタルブロックは、大きくなった環境、身に起こった出来事が関わっているので、同じ事象に対しても、人によって全く違った方法として出てきます。
ちょっと、やっかいそうですね。
でも、安心してください。
多くの人のメンタルブロックは外すことができます。
体験や経験を通して、たった一度のことで、それまでブロックしていたことが、スッと外れることもあります。
そういう意味では、メンタルブロックとは「自分で自分につけた足枷」だと言い換えることができます。
例えとして良く使われる、象と象の調教師の話を思い出してみてください。
象の調教師は、大きくなった象をコントロールするために、象が小さいころに足へロープを付け、杭でロープを止めて子象が逃げられないようにします。
やがて子象は大きくなり、力の強い大人の象に育ちます。
足を動かせばロープも切れ、杭を抜くだけの力があるにも関わらず「逃げられない」と思い込んでいるため、足にロープが付いているだけで逃げようとはしません。
これがメンタルブロックのわかりやすい例です。
そして、あなたにも、私にもこう言ったメンタルブロックがあるわけです。
特にメンタルブロックの中でも、「お金」に関するメンタルブロックは、この象の例で考えると恐ろしくなります。
自由に一歩を踏み出して、手に出来ていたかもしれない「お金」を、自分のメンタルブロックのために「手に出来ない」と思い込んでスルーしていたとしたら、、、
あ～、もったいないです。
でも、この足枷を外せれば、あなたの行動範囲（思考範囲）は急速に広がります。
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2: ビジネスの邪魔をする「お金」のブロック
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このようにメンタルブロックは恐ろしいものですし、もったいないことを引き起こすものでもあります。
特にビジネスを真剣にやっている私たちにとって「お金」に関するメンタルブロックがあったとすると、それは同時に「稼げない」「儲けられない」「豊かになれない」という3大悲劇を迎えることになります。
これは一刻も早くお金に関するメンタルブロックを外さないといけません。
そうしないと、いつまでも「摂取」され続けます。
あなたは誰にも利益や価値を与えられない人になってしまいます。
ただ働きが好きな人なら話は別です。
自己満足だけで儲け度外視な人なら話は別です。
でも、ビジネスを成功させたいのなら、お金を稼ぐことは「悪」ではないということを知りましょう。
お金を稼ぐこととは、誰かに利益や価値を提供した対価だということを知ってください。
お金は、お客様からの感謝のしるしです。
「でも、やっぱり」と頭をかすめるのなら、こう考えてみてください。
『もらったお金の10倍以上の価値を提供する』と。
これなら自分の仕事に自信と誇りをもっていますから、気持ちよくお金を受け取ることができるでしょう。
だって、あなたが提供した価値の「10分の1」しか、お金をもらっていないのですから。
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3: メンタルブロックの外し方
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では、ここでメンタルブロックの外し方を紹介したいと思います。
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(1)メンタルブロックは何？
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まずは、メンタルブロックとなっている問題を明確にします。
例えば
「お金を稼ぐ」のが悪いと感じている。
こんな風に問題を明確にしましょう。
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(2)状況をイメージしてみよう
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具体的にメンタルブロックが働いている状況をイメージしてください。
「価格は15万円です」と言おうとして「9万円で良いですよ」と言ってしまっている。
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(3)ネガティブ感情は？
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「9万円で良いですよ」と言ったとき、どんなネガティブな感情がありますか？
具体的に感じたまま明確にしましょう。
「断られたら・・・、自信がない、怖い」
こんな感情を感じているかもしれません。
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(4)もし、なかったらと質問する
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もし、そのネガティブな感情がなかったら、どんな状況になっていると思いますか？
「断られたら・・・、自信がない、怖い」という感情がなければ、、、
「断られたら、大きなショックを受ける。」
「高い価格を言う奴と悪い人間に思われてしまう。」
心に大きな傷が残りそうです。
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(5)どんな感情でしょうか？
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「断られたら、大きなショックを受ける。」
「高い価格を言う奴と悪い人間に思われてしまう。」
この状態をイメージしてみてください。
あなたはどんな感情をもっていますか？
●恥ずかしい
●拝金主義
●嫌われた
などの感情が湧いてくるでしょうか。
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(6)その感情も感じなかったら？
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●恥ずかしい
●拝金主義
●嫌われた
これらの感情も感じなかったら、どんな世界がイメージできますか？
単に相手が断ったという事実だけが残るでしょう。
感情を取り除くことで、出来事だけを体験することになります。
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(7)事実だけを見る
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感情を外した後に残った「事実」だけをイメージで体験します。
そうすると、客観的に「事実」だけを見ることができ、メンタルブロックは、あなたが嫌な思いをしないために働いてくれていた防御装置だということがわかってきます。
では、客観的な「事実」をイメージして体験してみて、どんな気分でしょうか？
「相手の予算に合わなかったから断られた」という事実が受け入れられたら、別に「15万円です」と言うことは、全く恐れることではないですよね。
「15万円です」と言ってみてから、相手の予算に合わせて「9万円にしておきます」と言いかえることもできますからね。
メンタルブロックが外れると、このように選択肢も広がります。
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4: メンタルブロックがない人の理由
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世の中には、あなたにとって邪魔なメンタルブロックを、そもそも持っていない人がいます。
例えば、お金に関するメンタルブロックを何も持っていない。
そんな人もいます。
多くの場合、もともとお金持ちの家で育った人や、親が事業をして稼いでいた家庭で育った人ですね。
家庭環境に「お金は自分たちを幸せにするもの」という考えが根底にあるため、お金を払う、お金を受け取るということに、ネガティブなイメージがありません。
だから、お金持ちの子供は、若くして起業し、お金持ちになりやすいのです。
メンタルブロックは、私たちの人生に大きな影響を与えているのです。
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5: まとめ
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いかがでしたか？
メンタルブロックが外れるかどうか。
メンタルブロックが有るか無いか。
たったそれだけで、自分自身の自由度が変わると言うことです。
そして、自由度が広くなると、それだけ思考も広がりますから、ビジネスなら益々上向きになるのですね。
特にビジネスにとって切っても切れない「お金」に関するメンタルブロックは、早く外しておくことが必要だと感じます。
せっかく稼げるチャンスが目の前にやってきても、お金に関するメンタルブロックが邪魔をして手に出来ないのでは残念で仕方ありません。
ぜひ、自分自身のメンタルブロックの問題を明確にして、感情で判断するのではなく、事実（事象）で判断するようにしたいものです。
