ホームページへの訪問者が増えているのに、まったく問い合わせがされない。
そんなサイトをお持ちの方、いらっしゃるのではないでしょうか。
あれこれと特典を変えてみたり、プレゼントを用意したり、問い合わせページへ移動するのに迷わない工夫もしているのに全く成果が出ない。
実はこのような悩みをお持ちのホームページには、問い合わせをしたくなる工夫がないことがあります。
そこで今回は、安定継続して問い合わせを生み出しているノースメディアが気をつけているポイントを7つお話していきます。
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目次
1: 問い合わせ方法を明記する
2: 問い合わせのハードルをグンと下げる文章を使う
3: 返信までの日数や対象地域を忘れない
4: 店舗ビジネスなら電話番号は必須
5: 問い合わせフォームの項目は少なく
6: 記入例を用意する
7: まとめ
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1: 問い合わせ方法を明記する
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問い合わせを生み出すためには、迷わない工夫もさることながら、基本に大切なことがあります。
それは、問い合わせする方法を明記しておくことです。
人はこちらの期待していることを汲み取って動いてはくれません。
こちらがやってほしいことを察知して、気を利かせて動いてくれることはまずありません。
訪問してきた人へ、私たちが思っている行動を促すためには、ひとつずつわかりやすくどうすれば良いのかを伝えなくてはいけないのです。
例えば、あなたのビジネスが「電話」での問い合わせを待っているのなら、
「電話でお問い合わせください」
このように明記しておくことで、問い合わせは電話ですればいいんだなと理解してもらえます。
もし問い合わせ内容が複数あり、このように明記しないままだと、メールですればいいのか、電話がいいのか、それともLINEなのか、、、悩んでいるほんの数秒で問い合わせしたい気持ちが下がってしまい
「また、今度でいいか」
このように、私たちにとっては「いやいや、今ですよ!」と突っ込みたくなる回答を導き出してしまい終了となります。
たったこれだけのことですが、明記しておくことは大事です。
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2: 問い合わせのハードルをグンと下げる文章を使う
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問い合わせしたいな。
そんな気持ちの時、訪問者は同時にどのような不安や心配を持っているでしょうか。
●しつこく営業されないか
●何度も電話が掛かってこないか
●家まで来るんじゃないだろうか
こういった不安や心配を持っていることでしょう。
また、
●問い合わせしてバカにされないか
●丁寧に扱ってもらえるか
●気分が悪くならないか
こういった心配も少なからず持っています。
そこで、私たちが工夫しておきたいことは、これらの不安や心配を軽減する文章を掲載し、少しでも安心を得てもらうことです。
●しつこい営業は一切いたしません
●電話勧誘はございません
●営業担当が訪問することはありません
●いつでもお気軽にお問い合わせください
●スタッフ一同、丁寧にお答えさせていただきます
こういった「自分はいつもやっているから、無くてもわかるだろう」ということまで文章として掲載することが大切です。
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3: 返信までの日数や対象地域を忘れない
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メールやSNSを使って問い合わせいただいたとき、どれくらいの日数で返信できるのかを忘れないで書いておきましょう。
問い合わせしたのは良いけれど、2日経過しても、3日経過しても音沙汰なしというところ、今でも存在しています。
自動返信のメールすら送ってこないお店もありますから、こういったところへ問い合わせすると、「本当に届いているんだろうか?」という不安がムクムクと沸き上がり、数日経過して返信がないと「ダメなところ」というハンコを押されてしまうこともあります。
これ、冗談ではありません。
ホームページだけではなく、ネット通販をしているところでも、このような対応をしているところもあります。
ということで、まずはメールやSNSやLINEでの問い合わせには、返信までの日数をきちんと書いておくこと。そして期日は守ることが重要です。
次に商圏も忘れずに書いておきたいですね。
全国と対象としているのなら良いですが、店舗ビジネスの方の場合、遠く離れた地域が対象になることは希なケースです。
ですので最初から、ご自身の商圏となるエリアを書いておくことで、訪問者に伝えることができます。
ノースメディアも最初の頃は北海道が商圏でしたので、対応可能地域を書いていました。
また、クライアント様を見てみても、やはり店舗でビジネスをされているため、対応地域を明記しているところがほとんどです。
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4: 店舗ビジネスなら電話番号は必須
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店舗ビジネスの場合、問い合わせが多い方法は、まだまだ電話です。
ですので、問い合わせするための電話番号をわかりやすいフォントを使って、わかりやすい場所に表示させましょう。
電話番号の見間違いが起こらないようにするのが基本です。
また、スマートフォン対応のページであれば、電話番号をクリックされると電話が掛かるようにしておけば手間も掛からないので良いですね。
ノースメディアの場合、歯科医院様などは地域に根付いたお仕事なので、やはり電話での問い合わせを重視するようにしています。
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5: 問い合わせフォームの項目は少なく
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問い合わせフォームを開いたけれど、入力項目が多すぎてやめた。
そんな経験を持っている方、たくさんいらっしゃると思います。
そこで問い合わせフォームの項目は、最低限の項目だけにするのが良いです。
まず、連絡をするために必要な
●名前
●メールアドレス
●問い合わせ内容
これだけで十分です。
というのも、問い合わせをいただいた後に、
●お住まい
●性別
●年齢
などが必要ならお聞きすればいいだけです。
最初にすべての情報を入手しようとして、入力項目を増やしてしまっているフォームが多いですが、あれは逆効果だと私は思っています。
問い合わせは、まず「送ってもらう」ことが第一です。
詳しい情報は、その次。
問い合わせするときのストレスを軽減することが大切です。
お問い合わせが増えた後、お客様の質をあげる為に入力項目を増やしていきましょう。
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6: 記入例を用意する
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問い合わせするときの「例え」を載せておくと安心できます。
どのように問い合わせればいいのかわからないと、バカにされるかもしれないと感じたり、伝わらないかもしれないと感じたりして一歩を踏み出してもらえないこともあります。
こういった「もったいない」状態をなくすためには、電話でもメールでも
「どのように問い合わせすればいいのか」
というテンプレートや記入例を掲載しておきましょう。
その通りに進まないとしても、どのように問い合わせればいいのかわかるだけで安心してもらえます。
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7: まとめ
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ホームページから問い合わせしやすいところの特徴は、不安にさせない工夫がされていることです。
「こんなこと書かなくてもわかるだろう」を明記することで、安心してもらえるようになります。
ぜひ、一手間かけて「自分たちの当たり前」を文章にしてみてください。
きっと問い合わせの反応が変わるはずです。
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