中小企業の経営者さん、個人事業主さんが、これまでの見込み客の獲得方法ではなく、新しい獲得方法を考えたときに出会うのが
『コンテンツマーケティング』
ではないでしょうか?
今回は、新しい見込み客獲得方法として、じわじわと知名度が上がってきている「コンテンツマーケティング」を中小企業や個人事業主さんが始めるにはどうすれば良いのかをお伝えしていきます。
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目次
1: コンテンツマーケティングがビジネスに必要な理由
2: コンテンツマーケティングとは
3: コンテンツマーケティングを始める方法
3.1: ミッションやコンセプトを明確にする
3.2: ペルソナを設定する
3.3: 見込み客の知りたいことを知る
3.4: コンテンツを企画する
3.5: コンテンツを継続して発信する
3.6: コンテンツの効果を数字で見る
4: コンテンツマーケティングに必要なシステム
5: コンテンツマーケティングを成功させるには
6: まとめ
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1: コンテンツマーケティングがビジネスに必要な理由
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ビジネスを拡大するのに必要なのは「見込み客」を獲得することです。
すでにお客様となっていただいている方へは、当然、手厚いフォローをするとして、ビジネスをさらに拡大したいなら「見込み客」の獲得は必須となってきます。
そこで「見込み客」の獲得を考えたとき、誰の頭の中にも出てくるのがこれです。
『広告』
広告はお金を出して世の中へアピールすると、短期間で見込み客を獲得することができます。お金を掛ければかけるほど獲得できます。だから大手企業はガンガンやります。
キャッシュ体力のある会社もドンドンとやります。
でもね、こんなこと、キャッシュ体力がそんなにはない僕たちはできないんですよ。
こんなことを大手と同じように始めたとすると、1週間以内にビジネスが止まりますよ。
止まって、再起動できず、そのまま朽ち果てますよ。
でもそんなことを気にせず、大手企業は多くの広告費を予算化し、今日も、明日も、明後日も、何度も何度も広告を出し続けています。
ただし、これは広告費があるかないかは関係なく、広告を止めると大手企業であっても見込み客の獲得は止まるというのが事実です。
これ、恐怖ですね。
だから、見込み客の獲得を止めないなら、永遠に広告費が必要になるということなんです。
翌月も、翌々月も、同じだけ獲得するなら、翌月も翌々月も同じだけの広告費を払わないといけません。
そこで、短期間の見込み客獲得を目指さない代わりに、いつまでも安定して見込み客を獲得する方法として「コンテンツマーケティング」を始めるところがアメリカでも日本でも増えてきました。
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2: コンテンツマーケティングとは
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それでは、コンテンツマーケティングについて簡単に説明しておきます。
コンテンツマーケティングとは、コンテンツを見込み客へ提供することでコミュニケーションを何度も行い、信頼関係を築くことで望む成果を獲得する方法です。
この場合のコンテンツには、次のようなものがあります。
●ネットで公開する記事や情報
●メール
●レポート
●ウェビナー
●音声教材
●動画教材
あなたが見込み客へ「役立つ」と考えて作ったもの全てが「コンテンツ」です。
だから、何かにこだわる必要はありません。
あなたが提供しやすい形式のものを「コンテンツ」として世の中へ出していけば良いのです。
それでは、ここは簡単に終わらせておいて、みなさんが気になる「始め方」についてお話していきます。
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3: コンテンツマーケティングを始める方法
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コンテンツマーケティングを始めるには、今回お話するようなセオリーがあります。
このセオリーを無視して始める方もいらっしゃいますが、ノースメディアはこれまでの経験から、次にお話する始め方がいいと考えています。
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3.1: ミッションやコンセプトを明確にする
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もっとも重要でありながら、もっとも軽視されやすいのが、ミッションとコンセプトです。
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コンセプトについて
『ホームページのコンセプトの作り方。これが無いと集客・収益につながらない!』
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あなたがコンテンツマーケティングを使って情報を発信するのはなぜでしょうか?
どのような目的で情報を発信するのでしょうか。
あなたの会社のミッションと合っているでしょうか。
会社の商品やサービス、会社の風土に合っているでしょうか。
ミッションとコンセプトを明確にしてください。
これが不明確ですと、ゴールが見えないまま、走り続けることになります。
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3.2: ペルソナを設定する
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あなたが接触したいお客様はどのような方でしょうか?
この「どのようなお客様」なのかを「ペルソナ」と言います。
ペルソナには次のような項目があります。
●性別
●年齢
●職業
●収入
●家族構成
●住まい
●趣味
などなど・・・。
コンテンツを作り届けるのですから、当然「誰に」が決まってないと作り届けられません。
小学生の男の子と男子高校生では、話す内容も変わってきます。
30歳の独身OLさんと、38歳主婦さんでは、普段使う言葉や不安、悩みが違います。
あなたが集まってほしいと考えているペルソナを具体的に明確に設定しましょう。
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3.3: 見込み客の知りたいことを知る
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ペルソナにもつながることです。
ペルソナである見込み客は、何を知りたいと思っているのでしょうか。
33歳独身OLさんなら、彼氏がほしいと思っているのでしょうか。
社内の男子が社外の女子と合コンすることにイラっとしているのでしょうか。
「どうして社内の女子を誘わないのか」と考えているかもしれません。
このように「見込み客の知りたいことを知る」。
これは非常に重要なことです。
コンテンツで発信することは、あなたが伝えたいことではなく、見込み客が知りたいことです。
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3.4: コンテンツを企画する
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ここまで進むと、実際にどのようなコンテンツを作るのか企画します。
ペルソナがスマホ世代なら、ホームページから情報を発信するといいでしょう。
ペルソナがスマホを得意でない世代なら、紙のニュースレターがいいかもしれません。
先ほどもお話しましたが、コンテンツの形態や内容は様々です。
ペルソナにあったコンテンツを企画していきます。
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3.5: コンテンツを継続して発信する
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コンテンツを実際に作り発信していきます。
このとき、コンテンツの発信が滞ることがあります。
ですから、コンテンツを企画し作り発信すると決めたなら、必ず担当者を決めておきましょう。
「誰かがやるだろう」と考えていると、結局は誰もやってなかった。
そんなことに遭遇します。
コンテンツは、未来への投資であり資産になるものです。
継続して発信してください。
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3.6: コンテンツの効果を数字で見る
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コンテンツを公開したなら、どのコンテンツが人気なのかを数字で見ておきましょう。
グーグルが提供する「アナリティクス」を使うと、簡単にコンテンツ単位で結果を見ることができます。
メルマガの場合ですと開封率を見るとか、紙のニュースレターならアンケートやプレゼントの反応率を見るなど、感覚ではなく数字を知ることが大切です。
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4: コンテンツマーケティングに必要なシステム
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さて、多くの方が「苦手」とおっしゃる、コンテンツマーケティングに必要な「システム」についてお話します。
コンテンツマーケティングをインターネット上で行うためには、自分のコンテンツを発信する場所が必要です。
そこで、無料のブログやSNSを活用される人もいらっしゃいますが、ノースメディアはできれば自分の場所を持たれた方が良いとおすすめしています。
自分の場所であれば、突然貸し主のルール変更に泣くこともありません。
サービス取りやめや、よくわからない理由での削除に会うこともありません。
ですから、ノースメディアでコンテンツマーケティングをご依頼いただいたときには、 『CMS』と呼ばれる、あなたが自分でブログやホームページを投稿したり、変更したりできる簡単なシステムを選んでもらっています。
情報発信に特化しSEO対策強化された「ウェブボード」と呼ばれるものがありますが、ノースメディアはこれを使っています。
ホームページの文字を少し変更するために、
ホームページへ新しいコンテンツを公開するために、
その都度、ホームページ制作会社へ連絡し、制作会社の担当者が1週間以上かけて対応していては、コンテンツマーケティングは成功しにくいです。
全てを自分でやる必要はありませんが、あなたの情報資産である「コンテンツ」に関しては、いつでも、どこからでも、公開したり修正したりできるようになっていてほしいですね。
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5: コンテンツマーケティングを成功させるには
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社内で
●コンテンツ作成者
●SEO担当者
●デザイン担当者
●ディレクター
それぞれ1名ずついると、成功させやすくなります。
しかし、、、
中小企業や個人事業主さんで、このようなメンバーを採用することはかなり難しいと思います。
かと言って、これらが全部わかる人を雇いたいと思っても、中小企業に来てくれる人がいないのも現実です。
そこで、ノースメディアの経験からお話しますと、外部の専門家と年間契約するとか、委託するとかが現実的です。
社内のスタッフさんにやってもらうのが一番ですが、最初からプロのようにスタートすることはできません。
社内のスタッフさんがプロのように育つまで、プロの手を借りてコンテンツマーケティングを進めてほしいのです。
先ほども言いましたが、コンテンツマーケティングは継続してコンテンツを作り発信することが一番のポイントになってきます。
社内にコンテンツを作り発信する仕組みや流れを構築するためにも、プロとの仕事や経験を取り入れて、あなたにしか作れないコンテンツを継続して発信してもらいたいと思います。
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6: まとめ
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今回お伝えした内容は、机上の空論ではありません。
ノースメディア自身がやっている「コンテンツマーケティング」から得た情報。
ノースメディアのお客様で「コンテンツマーケティング」を導入して得た結果です。
おそらく、今までの経験から言いますと、どのような業種であっても(ネットで検索されることがある業種なら)、コンテンツマーケティングを始めることでビジネスが安定するでしょう。
コンテンツマーケティングは、今回お伝えしましたように行動すると、誰にでも始めることができます。
明日から、来週から、会議で決めてから。
そんな、やらないための言い訳を言う前に、今から行動してください。
早く始めた人が有利であることは間違いありません。
ノースメディアはあなたが、この瞬間から「コンテンツマーケティング」を導入するために行動を起こし、成果を手に入れてくれることを信じています。