●コンテンツマーケティングって集客できるんですか?
●ブログだったらダメなんですか?
●どう違うんですか?
そして極めつけは、
「良い方がわからないとやりたくないんです。だって無駄になると意味ないですから。」
このような話を聞くこともありますが、はっきりしておくと、こんな人は問い合わせが来ない部類の人になりがちです。
というのも、これから順番に話していきますが、こういう質問をしながら行動しない人は、本来の目的ではなく手法や言葉遊びを楽しんでいるにすぎないからです。
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目次
1: コンテンツとブログの違いとは?
2: どちらが集客や問い合わせに強いのか
3: コンテンツマーケティングでもブログでもいいから結果を出す方法
3.1: ペルソナ設定
3.2: 市場性調査
3.3: コンセプト設計
3.4: 集客チャネルの設計
3.5: カスタマージャーニーマップの設計
3.6: SEOキーワード選定
3.7: 自社情報資産を積み上げるために継続
4: 成功するのが難しい理由
5: どうしても自社でコンテンツを書きたい場合にやること
6: まとめ
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1: コンテンツとブログの違いとは?
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この2つの違いはどこにあるのかというと、いまとなっては「一緒」でもいいと思っています。
でも、気になる人もいると思いますので、ノースメディアなりの違いをお伝えしておきたいと思います。
そもそも「ブログ」という言葉は何なのか。
これはインターネットが普及し始めた1995年頃、インターネットの世界を「ウェブ」と呼び、その中に個人が「ログ(記録)」を残していく行動のひとつを「ウェブログ」と言っていました。
そして「ウェブログ」がエンジニアなど、ITやインターネットに精通した人だけではなく、 「単に使う」という人たちが参加してきたことで
「ウェブログ」が訛ったんでしょうね、「ブログ」と発音されるようになりました。
対して「コンテンツ」とは何かというと、わかりやすいのは次のようなもの。
●音楽
●映画
●パンフレット
Netflixやアマゾンプライムなどで流れている海外ドラマも「コンテンツ」ですし、Youtubeで流れている「素晴らしい動画」も「くだらない動画」もコンテンツです。
また、コンテンツの中には、次のようなものも含まれています。
●メール
●ブログ
●ニュースレター
●POP
●ディスプレイ
●ラッピング
何となく違いがわかってもらえたと思うのですが、あえてコンテンツとブログを分けて言うなら
●ブログ → 自分の軌跡や経験を記録するのがメインな媒体
●コンテンツ → 顧客視点の情報
でもですよ、 今の時代、この2つをわざわざ言葉遊びで分けて考える理由なんてないと思うんですね。
さらに、僕たちが「コンテンツ」や「ブログ」を使う理由はというと、それぞれの意味付けを問いたいわけではなく、
これらを活用して「集客したい」とか「問い合わせをもらいたい」とか、「もっと売上を増やしたい」というのが目的ですから、言葉遊びのようなことははっきりいって「どうでもいい」と思うんですね。
そんなことにこだわっている暇があれば、ビジネスをするか、家族と楽しく過ごそうよと思うわけです。
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2: どちらが集客や問い合わせに強いのか
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とは言っても、コンテンツとブログのどちらが集客や問い合わせに強いのか知りたいという人がいらっしゃいます。
もう一度いいますが、呼び名はどちらでもいいんです。好きな方を使えばいいと思います。
でも、集客や問い合わせを生み出したいなら、呼び名はさておき
「顧客の悩みに近づける内容」
これが肝心であることを忘れてはいけません。
世の中には「ブログなんて意味がないので、コンテンツマーケティングをやりましょう」とか、「コンテンツマーケティングよりもブログの方が良い」という話がいつの時代でもありますが、
これは情報発信している人の認識や、自分の売りを前に出しているだけですので、あなたまで言葉にこだわりを持つ必要はありません。
もっとも残念なケースは
●お金と時間を使ってブログの書き方を学ぶ
●お金と時間を使ってコンテンツの書き方を学ぶ
●お金と時間を使ってマーケティングを学ぶ
これはお金と時間をつぎ込んでいるだけで、何も結果を生みだしていません。
勉強することは大切ですが、どれか一つをやったら実行してみましょう。
そうしないと、いつまでもたっても言葉にこだわってしまい、あなたが思い描いているような成果を手に入れることは難しくなると思います。
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3: コンテンツマーケティングでもブログでもいいから結果を出す方法
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ということで、今回はかなり厳しい話を展開していますが、ノースメディアとしてはあなたに「結果」を出してもらいたいのです。
そのためには、言葉のこだわりなんて必要ありません。どうしても気になるのなら、次にお伝えする方法を実践し、結果を出してからゆっくりと時間を使って、言葉の意味や定義の違いを勉強されたら良いと感じます。
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3.1: ペルソナ設定
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結果を出すためには、結果を求めている人を見つけないといけません。
「みなさん」では誰も振り向かないことは、あなたも知っているはず。
だいたい自分も「みなさま!」という声が聞こえても、足を止めることはありませんからね。
まずは、あなたの仕事に直結する「ペルソナ」を設定しましょう。
これまでに取引された方の中で、理想のお客様がいらっしゃると思います。
「あ〜、こういう人と毎日仕事ができればいいなぁ」と感じる人です。
こういった人を洗い出し、属性や特性を調査しましょう。
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3.2: 市場性調査
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あなたが販売したい商品やサービスが、どの市場なら受け入れられるのかを調査することも必要です。
いくら素晴らしく美味しい「イタリア産小麦を使ったパスタ」を販売していたとしても、筋トレ中の人の市場では炭水化物の塊は売れません。
それよりも「糖質制限」された、割高だけど安心して食べられる定食の方が売れるはずです。
このように、あなたが準備している商品やサービスも、必要とされている市場へ放り込まないと売れませんし、問い合わせも来ません。
仮にノースメディアのサービスを、ブロガーさんやアフェリエイターさんの市場へ投入しても全く売れないでしょうし、問い合わせも来ないと思います。
これは似ていても市場によって欲していることが違うからです。
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3.3: コンセプト設計
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どういうコンセプトの商品やサービスにするのかを設計しましょう。
ここを間違えたり、何となく進めると世の中に存在する「似た商品」「似たサービス」と同一視されてしまい、価格競争へと導かれていきます。
これもノースメディアを例にするとわかりやすいかもしれません。
ノースメディアの商品やサービスを一般的な言い方にすると「ホームページ制作」です。
この仕事、神奈川県だけでも沢山あります。関東に広げると、もうイヤになるくらいあります。
もし、ノースメディアがホームページ制作会社というコンセプトで展開しているのなら、これらすべてが競合になります。
はっきりいって、そんな状態で勝てる気はしません。資金力も違うでしょうし、スタッフ人員も違いますからね。
でも、ノースメディアは「ホームページ制作」をコンセプトにはしていません。
手段の一つとして「ホームページ制作」を扱っていますが、メインのコンセプトは「ホームページからお客様を生み出す専門家」なんです。
どうでしょう。
これだけで競合がグンと減ったはず。さらに、ノースメディアの価値観や個性が重なることで、さらに競合が減っていきますから問い合わせを安定していただけているのだと思います。
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3.4: 集客チャネルの設計
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どこから集客や問い合わせを生み出すのかを設計しましょう。
展開しているビジネスパターンや規模、扱っている商品やサービスによって最適なチャネルは変わってきます。
女性向けのファッションならInstagramは使いやすいですね。
若い世代向けならYoutubeなどの動画系が見られることが多いです。
どこから流入を生み出すのかを設計してください。
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3.5: カスタマージャーニーマップの設計
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流入した人は、大きく分けると次のパターンに分かれます。
●まだまだ客(ちょっと興味があるくらい)
●これから客(自分で調べている)
●今すぐ客(今すぐ解決したい)
●二度目客(二回目のご利用)
●リピート客(複数回のご利用)
● VIP(ファン)
それぞれに、あなたの元へたどり着いた理由が違いますし、悩みの深さも違います。
また、信頼度も違いますし、あなたへの評価も大きく違います。
こういったパターンを見つけだし、それぞれに対応する地図を作りましょう。
どういったタイミングでセールスをするのか。
どのタイミングで問い合わせを促すのか。
どのページを見てもらうのか。
顧客(カスタマー)が旅する(ジャーニー)ように考えた地図(マップ)を作ると、必要な情報に迷うことが減っていきます。
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【関連記事】
『カスタマージャーニーをマップ化してコンテンツで集客する方法』
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3.6: SEOキーワード選定
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ここまで出来ると、検索で使われるキーワードを見つけることができます。
キーワードは大変重要な要素でして、ここを間違っていると誰にも発見してもらえなくなります。
勘や予想ではなく、実際に使われているキーワードを見つけましょう。
Googleでは無料で「キーワードプランナー」というツールが公開されていますので、利用することをおすすめします。
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3.7: 自社情報資産を積み上げるために継続
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成功させる方法の最後は、もっとも脱落率の高い「継続」という行動です。
これは本当におもしろいもので、継続されているところは、かなり高い確率でうれしい結果を出しておられます。
毎月2つずつ記事を書いて発信している外溝工事業様などは、約2年半継続しておられるため安定した問い合わせが生まれています。
とにかく「継続」を意識してください。
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4: 成功するのが難しい理由
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このような方法があります。
でも、どこの会社さんも成功しているわけではありません。
最初は良くても、半年、1年経過すると右肩下がりになるところも実際にはあります。
どうしてこのような違いが生まれるのかというと、先ほどもお話しましたが「継続」がすべての鍵を握っているといえます。
だからこそ、もう一度ここでお伝えしたいのですが、コンテンツマーケティングでもブログでもどちらでも良いので、あなたがネットから集客や問い合わせを生み出したいと本気で考えておられるのなら、
まずは、自身の会社で継続して運営することができるのかをシュミレーションしてください。
そして「これは無理かも」と思われるのなら、外部の力を使って継続することはできないかを検討いただきたいと思います。
特に情報発信を継続する場合、下地になる文章が必要になります。
これは動画であっても、シナリオが必要になりますので文章を書く人が必要になるんですね。
ですから、外部の力を使おうと考えるのなら、あなたは最初に信頼できる「ライター」を確保しなくてはいけません。
「でも、そんな人、身近にいないんですけど」
という声が聞こえた気がします。そういう場合は、ノースメディアへ問い合わせ】してみてください。
業種によっては対応可能ですので、相談に乗ることができます。
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5: どうしても自社でコンテンツを書きたい場合にやること
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「いやいや、自分たちで何とかするんだ」
このような方もいらっしゃるでしょう。
この場合には、次の点に注意しておくと、スムーズに進めることができるでしょう。
(1)経営者が率先して情報発信をする(いきなり丸投げしない)
(2)スタッフが情報発信する場合は報酬を払う
(3)無理なスケジュールは立てない(日常業務も考慮しましょう)
(4)感情論よりも論理を優先して計画
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6: まとめ
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まだあなたは、コンテンツマーケティングとブログの違いが気になっていますか?
ここまで読み進めていただいたのなら、そんな小さなことはどうでも良くなっていると思います。
そんなことよりも、あなたはビジネスで成果を出すことに集中したいと考えておらえることでしょう。
私もそれが正解だと思いますし、そのように感じていただければ大変うれしく感じます。
がんばりましょう!
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【関連記事】
『コンテンツマーケティングが中小企業で成功できる理由』
『コンテンツマーケティングの必要性〜売り込まないセールス戦略とは〜』
『ホームページの集客方法が強いところと弱いところの違いとは』
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