ホームページを立ち上げよう。
ブログを公開しよう。
こう考えたとき、漠然と自分の想いや好きなことを盛り込んで、ホームページやブログを作ってしまいがち。
そして、しばらく運営してみてわかるのですが、全く問い合わせもなかったら、売上もなくて収益につながっていないことが判明します。
「ホームページにかけた時間や費用はなんだったのか!」
残念ですが、リソースの使い方を間違ったとしか言えませんよね?
しかし、実のところ、こうなるには理由があるんです。
その証拠に、ノースメディアのクライアント様では、ホームページを使った集客や収益化が出来てるんですから。
そこで今回は、ホームページやブログを立ち上げたけれど、問い合わせもなかったら収益にもつながっていない。
そんな悩みを持つあなたに、最も重要なポイント「コンセプト」についてお話します。
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目次
1: ホームページにコンセプトが必要な理由
2: そもそもコンセプトってナニ?
3: あなたのホームページのコンセプトは?
3.1: 制作する目的
3.2: ターゲット
3.3: ナニを提供するのか
3.4: 会社の理念や想い
3.5: 最終的になりたい状態
3.6: 文字数
3.7: コンセプトを作る
4: まとめ
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1: ホームページにコンセプトが必要な理由
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「コンセプト」が無いままだと、どんなホームページやブログが出来上がるか、イメージしてみてください。
僕の経験からお話しすると、次のようなサイトになることが多いですね。
・外国語をオシャレに使ったファッショナブルなサイト
でも、何をやっているのかは不明。
・形容詞がたくさん散りばめられたサイト
「キラキラ」「ガンガン」「わくわく」「キレイ」などなど、、、形容詞は曖昧さを表します。 ということは、何をやっているのか「曖昧」にしか伝わってません。
・ゴチャ混ぜ闇ナベサイト
「食べ歩き」「仕事」「旅行」「音楽」「映画」・・・。
・・・、え〜っと、何の専門家なのか、わからないですよね。
あなたも一度は、こんなホームページやブログを目にされたことがあると思います。
単におもしろいからやっている。
文章の練習にやっている。
お金を生み出すことに関係せずやっているのなら、これらも全然OKです。
しかし、あなたが今、求めているのは「集客」「売上」「収益化」のはずですよね?
だったら、こんな風なホームページやブログを見た人が、集まってきて、問い合わせしてくれて、買ってくれると思えますか。
これで収益に結びつくのは、芸能人だけです。
でもね、芸能人はデビューするときに「コンセプト」が決まってますからね。
どんなキャラで売るのか。そこから発展していくことはありますが、まずは売り出すときの「コンセプト」は決まってますから。
ということは、お客様を集め、問い合わせを生み出し、売上を上げて収益を出すためには、「コンセプト」なくして成果を期待することはできないということなんです。
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2: そもそもコンセプトってナニ?
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では
「コンセプト」とは何ですか?
ということについてお話します。
コンセプトとは「concept」という英語です。
直訳すると「概念」とあります。
これ、意味わかりませんよね?
でも、安心して下さい。
ホームページやブログに必要な「コンセプト」とは何かというと、
「誰に何を伝えるサイトかを20文字程度の言葉で表す」
このように定義できます。
なぜ「20文字程度なのかって?」。
それは、、、任天堂のWiiのプランナーがそう言っているから。
実際に書籍『コンセプトのつくりかた』に書いてあるのですが、これくらいの文字数の方が聞いた人も理解しやすいです。
人が一度に理解できる文字数は、だいたい13文字くらいと言われていますから、20文字では多いくらいなんです。
でも、まぁ、20文字くらいないと伝えにくいのもありますからね。
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3: あなたのホームページのコンセプトは?
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では、あなたのホームページやブログのコンセプトを、一緒に作ってみましょう。
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3.1: 制作する目的
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あなたがホームページやブログを作る「目的」は何でしょうか?
この質問に答えてみて下さい。
人によって「目的」は違いますから、正解はありません。
あなたの頭の中に思い浮かんだことを答えてみて下さい。
例えば「ホームページでお客様を集めたい」。
これも立派な目的ですね。
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3.2: ターゲット
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あなたのホームページやブログに訪問してほしい人は誰?
「みなさん」「みんな」「日本中の人」がターゲットになることはありません。
あなたのところへ訪問してくれる、あなたが来てほしいと思う人物像を、具体的に詳しく答えて下さい。
例えば「35歳女性、美容に興味があり、婚活真っ最中な人」。
これが具体的な「誰」ですね。
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3.3: ナニを提供するのか
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あなたが提供する商品やサービスは何でしょうか?
例えば「狙った獲物(男性)は逃さない、目ヂカラアップのマスカラ」。
商品でも、サービスでも、、、あなたがもっている情報でもOKです。
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3.4: 会社の理念や想い
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あなたがなぜ、この仕事を始めたのか?
どうしてこの仕事をしたいのか?
これから、その仕事を通して、どんなことを伝えたいのか?
起業するとき、独立するとき、事業計画書を作成されていると思います。
もう一度、初心に戻って見返してみて下さい。
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3.5: 最終的になりたい状態
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あなたはホームページやブログが「最終的」に、どんな風になってほしいと思っていますか?
「日本で最強の専門的情報発信サイトにしたい!」
いいですね、こういうのもOKです。
「自分の周りに集まってくれた人とコミュニティーを作りたい!」
こういうのもいいですね。
ホームページやブログが成長した未来の状態を明確に設定しましょう。
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3.6: 文字数
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先ほども出てきましたが、20文字程度にまとめるということをお忘れなく。
自分でコンセプトを考えてみるとわかりますが、20文字を超えた瞬間、明確に一言で伝わりづらい印象になります。
自分で考えたコンセプトを、自分で読んでも伝わりにくいということは、他人にはほとんど理解されないし、伝わらないということです。
出来るだけ短く、短く、具体的に、明確に伝える。
意外と大切です。
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3.7: コンセプトを作る
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では、ここまでの内容を使ってコンセプト作ります。
例で登場した内容の場合なら、次のようなコンセプトが出来上がります。
「30代婚活女性のための目ヂカラ強化向上サイト」
いかがでしょうか?
あなたもこんな風にコンセプトを作り出してみて下さい。
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4: まとめ
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ホームページやブログには「コンセプト」が必要です、
「コンセプト」が曖昧だったり、そもそも無かった場合、ホームページやブログの内容に一貫性が伴いません。
そうすると「専門家」という印象が薄くなり、あなたを選ぶ理由が一つまた一つと減っていきます。
●集客できる
●問い合わせにつながる
●売上が上がる
●収益化できる
このようなホームページやブログを手に入れたいのなら、コンセプトを決めることに時間を使ってください。
コンセプトはホームページ集客、ブログ集客が成功するカギでもあります。
「めんどくさいな」と思わずに、あなたの大切なビジネスの根幹を支える部分ですから、しっかりと時間を用意して考えてみて下さい。
そうそう、コンセプトを出すために、ビジネスホテルなどへ2〜3泊して、缶詰め状態になるのもおススメです。