ノースメディアが2018年頃からはじめた「コンテンツマーケティング」ですが、最近ではあちこちで増加傾向にあります。
ホームページ制作をしている会社でも、セミナー講師をメインにしている会社でも、経験がほとんどないウェブコンサルさんでも取り扱うようになっています。
多くの方が知り、多くの方に活用していただくことは大変良いことだと思うのですが、この「多くの」の中には完全にズレたことを推し進めているところもあるわけです。
そのためコンテンツマーケティングを取り入れてみたけれど、全くと言っても良いくらい成果が出ていないとか、手間ばかり掛かって成果を感じる前に挫折したとか、自分たちの会社では無理そうに感じたので「やってはみたいけれど」やる勇気が出ないまま、という方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、2015年頃からコンテンツマーケティングを始め、始めた当初はまわりから「それはダメでしょ」と言われていたノースメディアが、今の経済状況でも変わりなく成果を出し続けている本物の「コンテンツマーケティング」に必要な成功のポイントや、成功に深く関係している運用についてお話していきたいと思います。
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目次
1: コンテンツマーケィングとは
1.1: コンテンツマーケティングが目指すこと
1.2: コンテンツマーケティングのメリット
1.3: コンテンツマーケティングのデメリット
2: コンテンツマーケティングで成功するポイント
(1)目標設定
(2)ターゲット設定
(3)コンテンツを作ろう
3: コンテンツマーケティングの成功を決める運用とは
(1)運用予算が月額10万円以下
(2)運用予算が月額10万円〜30万円
(3)運用予算が月額30万円〜50万円
(4)運用予算が月額50万円以上
4: コンテンツマーケティングの運用で出てくる疑問
5: コンテンツマーケティングの運用代行を考えよう
6: まとめ
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1: コンテンツマーケィングとは
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コンテンツマーケティングの成功をお話する前に、コンテンツマーケティングとは何なのか。そしてどういったことを目指すものであり、どのようなメリットやデメリットがあるのかを共有しておきたいと思います。
まず「コンテンツマーケティング」とは何かです。今となっては様々な解釈があると思いますが、ノースメディアが最初から考えているコンテンツマーケティングの定義とはコレです。
“見込み客へ役立つ情報を提供することによって興味を持ってもらい、信頼を生み出し収益へつながる行動を起こしてもらう”
いかがでしょうか。この定義の解釈として最近は「売らなくてもいい」という話が登場しやすいですね。確かに大手企業なら、その考えも間違いではありませんが、私たちの規模で仕事をしているところなら「収益」という最終目標へつながらないと、それはただの「趣味ブログ」ですから貴重な時間と労力を使う意味は全くありません。
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1.1: コンテンツマーケティングが目指すこと
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ということで、最終的には「収益化」を目指すことになります。
ただし、これまでの手法で「収益化」を目指そうとすると、見込み客を集めるためには「広告」を使う必要が出てきます。
そして広告はご存じのように「費用」が必要ですし、常に広告を出し続けなくてはなりません。さらに、ここが現在の問題ですが、多くの見込み客は広告を見なくなりました。見たとしても信じなくなりました。
そこでコンテンツマーケティングのように、自社が所有するサイトから無料で使える役立つ情報を提供することで、見込み客に興味を持ってもらい良好な関係性を作り上げることが重要になっています。
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1.2: コンテンツマーケティングのメリット
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それでは、コンテンツマーケティングのメリットを見ておきましょう。
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(1)繰り返し使える資産になる
コンテンツマーケティングの中核となる「コンテンツ」。この場合のコンテンツとは
●記事
●メール
●動画
あなたが見込み客へ向けて発信する情報すべてを指しています。
これらのコンテンツは、広告のように一度使ったら終わりというものではありません。いつでも、何度でも、形を変えて使い続けることができます。
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(2)役立つ情報の提供
見込み客の知りたいことを、こちらから提供することができます。役立つ情報を提供することで、現在ではSNSによって拡散されることも期待できます。
また、口コミ効果の向上を得ることもありますので、お金のかからない広告になる可能性も含んでいます。
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(3)信頼度アップ
コンテンツによって専門家であることをアピールできます。また、見込み客にとってわかりやすくて役立つ情報であれば、専門家としての信頼度もアップするでしょう。
あなたが眠っているときにも、見込み客へ自動的にセミナーをしているのと同じですね。
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(4)地域性が関係なくなる
これは業種によるメリットです。店舗系の方にはプラスではないと思います。
ただし、コンテンツを発信するときに、地域性を限定したり、ノースメディアのように全国にしたり調整することで、これまでの地域性だけではなくなるのはメリットだと言えるでしょう。
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(5)見込み客を選べる
コンテンツの内容によって関係を持ちたい相手と、そうでない相手を選ぶことができます。
特にサービス提供をメインとする仕事の場合、価値観が共有されているかどうかは大きなポイントになってきます。
いくら価格面で問題なく取引ができたとしても、価値観が合っていないとクレームになる可能性も高くなります。
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1.3: コンテンツマーケティングのデメリット
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つづいてデメリットについて見ておきましょう。ここはしっかりと覚えてもらいたい部分ですね。 というのも、多くのコンテンツマーケティングの提供を案内しているところは、自分たちで実際に「やったことがない」ため、本当の意味でデメリットを理解していないことがあるからです。
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(1)成果がすぐに出ない
コンテンツマーケティングをスタートしても、1週間や2週間で成果は出てきません。希に出ることもありますが、これは「偶然」だと私は考えています。
コンテンツマーケティングはストック型ビジネスなので、ゆっくりと情報資産を築いていくことで、はじめて安定した集客が実現します。
最低でも半年は成果を感じることができないケースが多く、競合の多い業界では1年は必要な場合もあります。そして、これが経験からの真実です。
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(2)コンテンツを継続しないといけない
コンテンツマーケティングの中核となる「コンテンツ」は、一つだけあればOKというものではありません。
継続して作り、公開していかなくてはなりません。そして忘れてはいけないのが、これから作っていくコンテンツは全て「役立つ内容」でなければいけないのです。
コンテンツを作る時間がないから。
コンテンツを作るネタがないから。
コンテンツを作るのが面倒だから。
こういった理由から、「遊園地へ行った話を発信しよう!」とか、「買い物へ行った話をしよう」とか、まぁ、あるあるですが、こういった話もあなたのビジネスに役立つならOKです。でも、コンテンツが作れないからという理由でならNGです。
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(3)コンテンツは週に2つが理想、最低でも1つ
コンテンツの継続性の次にデメリットとして感じられるのが、コンテンツの作成数です。
本気でコンテンツマーケティングを行い成果を出したいと考えるのなら、週に2つは発信していきましょう。これが難しい場合でも最低週に1つは必要です。
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2: コンテンツマーケティングで成功するポイント
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このような覚悟も必要なコンテンツマーケティングで成功するためには、次のポイントを理解していおくことが必要です。
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(1)目標設定
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コンテンツマーケィングを実施する場合の目標を明確にしましょう。
●集客
●問い合わせ
●販売
などありますが、あなたのビジネスにおいての目標を設定しておくことが大切です。
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(2)ターゲット設定
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どのような人に見てもらい、目標へ行動してもらいたいのかを見つけましょう。
というのも、ターゲットが決まっていないと、役立つコンテンツを作ることができません。
同じ悩みであっても、年代や性別によって知りたいこと、すなわち役立つことが違います。
例えば、ダイエットしたい人がいるとします。
もし20代女子なら、モテを意識したダイエットが有効でしょう。
30代〜40代女性なら、モテも意識しながら健康にも関心が高くなります。
50代以上の女性なら、モテというよりも年齢にあわせた美しさと健康。
対して、これが男性だったら
●筋肉モリモリになりたい
●糖尿病の予防をしたい
という方が関心を引くかもしれません。
ターゲット設定によって、このような違いがありますので、最初に決めておくことが必要なのです。
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(3)コンテンツを作ろう
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難しいことはいいません。ウダウダ考えていても進みません。すぐにコンテンツを作り始めましょう。
作るまでにいろいろと考える方もいらっしゃいますが、これまで経験してきたことからいいますと、考えるよりも作って公開することが大切です。
結局、公開してみないと、どういう反響があるのかわかりません。いくら考えて続けても正解がわからないのですから、無駄に考えて時間を使うよりも作って発信することが重要です。
行動することで結果が見えてきます。結果が見えれば改善できます。改善できれば成功へ近づきます。これ、当然ですよね。
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3: コンテンツマーケティングの成功を決める運用とは
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成功のポイントをお話しましたが、ここで「自分たちには無理」と感じた方もいらっしゃると思います。
わかります。コンテンツマーケティングをやってみたいと思っても、成功のポイントができないかもしれないことはあります。
そこで私がこれまでの経験から成功への近道としてお伝えするのは、運用をどのように考えるかということです。
コンテンツマーケティングは長期的な運用が必要になります。3ヶ月や6ヶ月の運用継続では成果を感じることは難しいでしょう。
でも、自分たちだけで、こういった長期間の運用をするのは簡単ではないのも事実。そこで運用継続を行いながら成功へ近づくためには、運用費として予算を決めておくことです。
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(1)運用予算が月額10万円以下
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月に2〜3本のコンテンツ記事制作を外部へ委託できます。
この場合、どのような目標かを委託先へ伝える必要が出てきます。
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(2)運用予算が月額10万円〜30万円
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月に3〜5本のコンテンツ記事制作の他、どういったキーワードが使われいるかの調査を外部委託することができます。
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(3)運用予算が月額30万円〜50万円
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●月に5〜10本のコンテンツ記事制作
●キーワードの選定
●今後の戦略
●競合調査
●アクセス解析
などを外部委託することができます。
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(4)運用予算が月額50万円以上
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すべてを外部委託することができます。流れに乗るまでの半年や1年間の運用を全て任せるところもあります。
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4: コンテンツマーケティングの運用で出てくる疑問
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コンテンツマーケティングに関して尋ねられることの多い疑問点をお話します。
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(1)どれくらいのコンテンツを公開すればいいのか
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まずは「数」ですが、先ほども申し上げましたとおり「週に2つ」が理想です。最低でも「週に1つ」は公開しましょう。
1ヶ月に1つとか、3ヶ月に1つとか、そういう公開なら厳しいようですが「意味なし」なので、コンテンツマーケティングはあきらめましょう。
続いて「質」です。これは「役立つ情報」であることです。ターゲットが知りたいことというのがわかりやすいですね。 このような内容が網羅されているのが理想的です。
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(2)文字数は?
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これもよく聞かれます。文字数は関係ないと言いたいところですが、、、
ノースメディアの経験からいいますと、1コンテンツ最低でも2000文字を目標にしましょう。
ただ、専門家としてわかりやすく話をするなら、たいていのことは2000文字を超えます。もし超えない悩みがあるのなら、それは
「ターゲットの視点に立ってわかりやすく話せていない」
ということかもしれません。
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(3)過去に公開した内容を修正してもOK?
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内容を充実するために修正する。
誤字脱字を正しくする。
こういったことを「リライト」と呼びますが、どんどんやりましょう。
ノースメディアでもリライトしたコンテンツは、比較的検索上位上がりやすいですね。
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5: コンテンツマーケティングの運用代行を考えよう
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これからのコンテンツマーケティングは、YouTuberと同じように「自分だけ」で完結することは難しくなってくるでしょう。
サイトの設計、キーワードの調査、コンテンツの作成など、それぞれの専門家が分担して、より良い役立つ情報発信をするようになってきます。
ということは、あなたのビジネスでコンテンツマーケィングを導入する場合も例外ではなく、コンテンツマーケティングの経験がある外部のチームへ運用代行を依頼するのが、ひとつの勝ちパターンとなるでしょう。
運用代行には費用が必要ですが、広告費のように「使っておわり」ではなく、使った費用は今後もあなたのビジネスに役立つ情報資産として存在し続けます。
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6: まとめ
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コンテンツマーケティングへ多くの会社が参入してきています。そのため、コンテンツマーケティングの専門的な知識を持ったチームと出会えないと、成功するまでに時間と労力を使い切ってしまう可能性もあります。
もしあなたが本気でコンテンツマーケティングの導入を考えておられるのなら、スタートから半年、1年は外部の専門チームと一緒に運用をし、専門チームが行うことを吸収しつつ、最後は自分たちだけで運用できる体制を作られるのが良いでしょう。
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