先日、喫茶店でコーヒーを飲んでると
大学生たちがオリンピックの話しで
かなり盛り上がっていました
やっぱり、○○○ってすげーよな
だけどなんでオリンピックって
4年に1回なんだろうなあ
なんだったら2年毎、1年に
1回でもいいよね・・・
そんな話を耳にしたんですね
それを聞いて、それは違うなあと思ったんですね
なんだったら毎年に1回、毎月に1回
もし開催していたら
あんなに興奮しないんですよね
オリンピックもワールドカップも
4年に1回だから
価値があるんですよね
たとえば、金やダイヤモンドが
その辺の道にごろごろと
転がっていたらどうでしょうか?
誰が大切な人に
贈ろうと思うでしょうか?
さくらが年がら年中咲いていたとしたら
春のお花見をやるでしょうか?
やらないですよね?
人は手に入りにくいもの
今しか手に入らない
今しか見ることができない
今しかやることができない
こういったものに
ものすごく価値を感じてしまう
ものなんですよね
これを希少性といいます
心理トリガーです
人は数が少ない貴重なモノ、その時にしか手に入らないもの
その時にしか出来ないものを自然と欲しくなっちゃうんですね
例えば、ずっと売っていたスナック菓子が
売れなくなって生産中止となると
分かった瞬間スーパーが行列になるとか
某デパートが売れなくなって
閉店するとなった瞬間
お客様が殺到するとか
これまで見向きもしなかったのに
わーっと押しかける
商品によってはヤフオクとかで
数倍の値段で売られてたりと
これは今買わないと
もう手に入らないという
希少性が生まれたからですよね
ほかにも大手ショッピングサイトで
気になる商品が残りあと3個と
表示されていたら、見るだけだったつもりが
あわてて買ってしまう
なんてことありますよね
希少性というのは
人が買いたいと思うのに
ものすごいパワーがあるんですよ
だからこれを
使わない手はありませんよね
例えばネットで広告、商品紹介だけでは
広告を出してるとは言いませんよね
広告というのは取引の条件オファーを
提示して取引を迫る。
これが広告の役割ですね
このオファーに希少性、限定、締切
こういったものを必ずいれることで
人が思わず買いたいと前のめりに
なってしまう
強烈な心理トリガーなんですね
この希少性でよくある2つの間違い
・まったく需要の無いものに希少性を使う場合
需要がないものに希少性をうたっても売れるわけがないですよね
よくあるのが売れてる商品に、ふだん売れてない商品を安くしてセット販売とか
全く意味ないですよね 誰も欲しがっていないものを安くしたところで
へーそうなんだくらいですよね
みんなが欲しがっているものを限定にするから希少性が生まれるんですよね
・希少性の使い過ぎ
これをやっちゃったのがミスタードーナツですよね
100円均一をやって警備員を配置するくらい行列になったんですよね
これを年に1回2回にしておけばよかったんですよね
売上が上がるものだから100円セールをやりまくったんですよね
そうすると100円が当たり前になってしまうんですね
最後には100円じゃないと売れなくなってしまう
これ下手するとビジネスが崩壊しますよね
希少性というのは本当に強烈な心理トリガーです
強烈だからこそ、使い方を気を付けなければなりません
たとえば、バーゲンセールですといって
お客様を幸せにするという前提ならいいですが
なかにはガラクタを売っちゃおうとか
希少性というのは私たちが財布を開きたくなる
強烈な心理トリガーなんですよね
だからこそ取扱いには注意をする
これ忘れないでください
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広告の絶対法則として
オファーには必ず希少性、限定性、締切
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こういった、今だから○○○
今しか手に入らない
今しか見ることができない
今しかやることができない
という要素が重要でパワフルな広告になるのです
だからこそ、使い方を間違ってはいけない
みんなが一定の欲しいと思ってるものに
希少性をつかう
そして、希少性は使いすぎてしまうと
ほんとうに中毒に陥ってしまうので
だから取扱いは十分注意してください
この希少性はあらゆるところで使われています
我々消費者としてもこの希少性に
あまり振り回されないように注意が必要ですね