広告というのはビジネスを発展させていくためにも
必要不可欠なものなんですよね
お客様は日々、
平均8,000以上のメッセージにさらされており、
その溢れるメッセージの中で、
気がついてもらえるのはほんの2%。
何が言いたいのか?
私たち全員が江戸時代の1年間の情報量が現代では1日分と言われる
情報爆発時代に生きていて、
スマートフォンやSNSの普及によって
さらなる情報の氾濫はまぬがれないわけです。
稀に広告をしてはいけない場合があります
広告をしてもムダとなるということですね
それは、あなたと他との違いがない場合なんですね
他にもっといい商品、他にもっと安い商品があるんですけど
買ってもらえませんか
これではお客さんは、買うわけないですよね
インターネットに始まるインフラが整い始めた今、
30年〜40年前のお客様より、
現在のお客様の方が断然賢くなっていますし、
また、あまりにも溢れる情報の中、
お客様は、興味のない情報については完全にスルーしてしまいます
大胆、且つ、簡潔に
「あなたがお客様のために何ができるのか?」を
お客様に伝えることができなければ、
値下げ交渉の対象となるだけではなく、
最悪、違いがなければお客さんには
あなたの商品に気がついてもらえないんですよね
仮にお客さんが買ってくれたとしても
あとから、なんだよもっと他に安くていいものがあったのかよ
失敗したなあと、あなたの商品やお店を利用したことを
後悔させてしまう
これってどうでしょうか
ただ違いを見つけるのは、この業界なかなか難しいんですよ
と言われる方がけっこう多いんですよね
現代は成熟社会といわれ、どの業界も競合他社も
ありとあらゆることをやっていますから
違いを見つけるというのは簡単ではないかもしれません
それでも、この違いをあなたが見つけることが無ければ
そのビジネスが存在する意味、意義がないんですよね
ではどうするか・・・
これを考えてみてください
あなたの業界や商品カテゴリをみて
日頃からお客様がもっとこうだったらいいのになあ、
こうだったらもっと便利なのになあ、という声がないか
「こうだったらいいのになあ・・」と思うことは
ライバルたちがその商品やサービスを
提供していないということですよね
それをあなたが提供すればいいわけですよね
身近なところで行くと
大手の百貨店が1%、2%の売上アップに苦戦してるのを尻目に
同じ流通業界で業績をぐんぐんと伸ばしてるのがコンビニエンスストアです
なぜコンビニエンスストアが業績を伸ばし続けているのか
もちろん、コンビニエンスストア内では激しい競争はあります
ただコンビニエンスストアという大きなくくりで見たときには
完全に流通業の勝ち組なわけですよね
なぜそれが可能になったのか
こんなのあったらいいのになあ、こんなのあったら便利だよなあ
というのを具現化していったのがコンビニエンスストアなんですよね
たとえば各種公共料金お支払い、だけど日中銀行に行く育暇ないし
かといって夜なら銀行開いてないし・・・
近くに銀行ないし・・
夜も払えたら便利なのになあということを具現化していったんですよね
ちょっとした荷物の発送であればできるようにしたり
また、ある商品なら受け取ることもできるようになったり
今なら美味しいコーヒーを気軽に飲みたいなあなど
コーヒーの一大ブームを作りましたよね
あれだけ限られたスペースの店の中で
次々とそういったお客様のあったらいいなあを見つけてきてるんですね
あなたの業界や商品カテゴリをみて、これが不可能か
そんなことはありません
なぜなら、100%完璧な商品、100%完璧なお店は
この世には絶対に存在しないからなんです
完璧なものは1つもありません
もし100%完璧な商品が存在するとしたら
何年もその商品は変わらないということじゃないですか
ですがあの伝統的な商品ですら時代に合わせて数年ごとに変わっていますからね
例えば、何十年も売れ続けているカップヌードル、一大ブームとなったガリガリ君であれ、ちょっとずつバージョンアップを繰り返しています
なぜなら完璧じゃないからです
なので完璧な商品や完璧な店舗はありません
「お客様のこんなのあったらいいなあ」をあなたが
具現化してやってあげればいいじゃないですか
ラーメン店であれば商品に違いを見せるということもあれば
そういうお客様にとっての違いというのは、商品以外にもたくさんあるんですよ
料金の支払方法、営業時間、サイドメニュー、どんぶり・・・
いろいろと考えられることがありますよね
つまり、商品だけを求めてるのではないということですね
だから、○○○なら自信があります。○○○ならお任せください
○○○はこのお店だけです!と言い切れるものがないと
広告すなわち周知する意味がないんですね
違いというのはビジネスの肝
違いというのはマーケティングの生命線
違いというのはあなたのセールスメッセージの中核
とにかくビジネスの一番の肝なんですよね
ぜひ、あなたのビジネスでこれを見つけてください
もし現状で今無かったら作る必要がありますね
そうじゃないとお客様はあなたのお店、あなたの商品やサービスを選ぶことができない。
それはビジネスでは戦えないということになるからです
もしくは戦う範囲を思いっきり絞り込むという方法があります
例えば、○○○区で○○○なのは当店だけです!
というようにエリアを絞る
例えば、この商品で○○○なのは、当社だけです!
他の商品の品揃えで負けていたとしても
この商品を扱っているのは当社だけです
ようするにお客様の求めてる事であれば違いは何でもいいわけです
ぜひこの方法を使ってお客様が求めてる中で違いを見つけてみてください
あなたが提供できる、そしてあなたが得意なことでライバルは提供していない、
もしくは提供できない、もしくは苦手、もしくは主張していない
現在そのサービスがあるとしても言っていない主張なら、あなたが主張すればいいのです
この違いをぜひ意識してください
お客さんというのは本能的に違いをかぎ分けているんですよ
それは買い物のプロだから
1年間の中で何回財布を開いていますか
それ考えたらあなたも含めてお客様は買い物のプロなんです
違いを見分けるプロなんですよね
実はこの違いを見つけることをカンタンのように書いていますが
正直なところここが一番大変な部分だと思います
この違いをつくれない限りビジネスを発展させていくことが
難しいんですよね
また、セールスメッセージもすごく弱々しくなってしまうんですね
違いをつくった成功事例として5つご紹介しておきますね
◇ドミノピザ
『熱々でおいしいピザをお宅まで30分以内にお届けします。間に合わなければ代金はいただきません。』
ドミノピザはこの違いをつくったことで、世界50ヶ国で8000店舗を展開、売上は6000億円を超えています。
◇M&M’Sチョコレート
『お口でとけて口でとけない』
M&M’sチョコを取り扱っている会社マースは、世界65ヶ国で営業して現在売上が2兆円を超えています。
◇ダイソン
『吸引力が変わらない、ただひとつの掃除機』
◇QBハウス
『ヘアカット1000円 所要時間10分』
◇セブンイレブン
『開いててよかった!セブンイレブンいい気分』
これらの成功事例を参考に
ここだけは負けてませんということが1つあったら
セールスメッセージのパワーというのもグッとアップします
さらに強力になります
このことをぜひ意識してあなただけの違いを打ち出してみてください